東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社長 佐 藤 裕 様 JR八高線に関する要望書 平成27年2月12日 瑞 穂 町 瑞穂町議会 JR八高 線に関 す る要望書 立春の 節、貴 社 におかれ まして は ますます 御清栄 の こととお 喜 び申し上 げます 。 さて、J R八高 線 は、町唯 一の軌 道 系交通機 関とし て 、町の活 性化に欠 くこと の できない 極めて 重 要な役割 を担っ て おります 。 町では箱 根ケ崎 駅 を「町の 顔」と し て位置づ け、西 側 を「箱根 ケ崎駅西 土地区 画 整理事業 」によ り 整備し、 東側は 東 京都を主 体 とした駅 前広場 を はじめと する周 辺 整備事業 が着々 と 進展して お ります。 また、大 型事業 所 である株 式会社 I HIと箱 根ケ崎 駅 間に民間 バス路線 が新設 さ れ たほか 、昨年 1 1月には 駅西口 と 大型商業 施 設を結ぶ 路線も 創 設され 、 箱根ケ 崎 駅の利用 客は 更 に 増してい く と思われ ます。 統計では 通勤・ 通 学等によ り、毎 日 2万3千 人以上 が 瑞穂町に 出入りし ており ま す。この ように 交 通需要は 大きい も のの、八 高 線の本数 の少な さ 、午前 0 時以降 の 運行が無 いこと 、 地方交通 路 線のため 運賃が 高 い等の理 由から 、 多くの町 民が八 高 線を不便 を 感じ、自 家用車 等 を利用し ている の が現状で ありま す 。 また、平 成26 年 2月14 日から 1 5日にか けての 大 雪の際、 八高線は 16日 夕 方まで運 転見合 わ せとなり ました 。 その際、 他 線では複 線化で あ るため切 替ポイ ン トが少な く、安 全 確認が早 期 に完了し たこと 等 から、八 高線よ りも 早い運転 再開と な りました 。 災害時の 運転を 早 期に再開 するた め にも、八 高線の 複 線化が求 め られます 。 このよう なこと か ら、町 民 の中で は 八高線の 運行本 数 の増発、 新駅の設 置、車 両 基地の建 設及び 複 線化等の 利便性 向 上への期 待 が非常に 高まっ て おります 。 しかしな がら、 平 成22年 の車両 基 地及び拝 島~箱 根 ケ崎駅間 の複線化 計画を 当 面着手し ないと の 発表は、 今後の ま ちづくり に 甚大な影 響を与 え るもので あり 、 町 及び町議 会とし て は容認す る ことはで きませ ん 。 町及び町 議会で は 、現在推 進して い る箱根ケ 崎駅西 ・ 殿ケ谷の 2地区に 加え、 箱 根ケ崎駅 と金子 駅 のほぼ中 間に位 置 する栗原 地 区の土地 区画整 理 事業計画 を進め る など、沿 線開発 を 積極的に 進 め、貴社 の事業 に 引き続き 協力し て まいりま すので 、 一日も早 い 現計画の 凍結解 除 と事業着 手につ い て特段の 御配慮 を 賜ります よ う要望い たしま す 。 要 望 事 項 1 列車 の増結 や 運行本数 の増発 等 、特に 朝 夕のラ ッ シュ時及 び 24時台 におい て 、より一 層利便 性 の向上を 図られ た い。 2 東京 方面直 通 電車の増 発を上 下 線共に図 られた い 。 3 箱根 ケ崎~ 金 子駅間に 位置す る「 栗原地区 土地区 画 整理事業 」 予定地内 に新駅 の 設置を図 られた い 。 4 東福 生~箱 根 ケ崎駅間 に新駅 の 設置を図 られた い 。 5 車両 基地及 び 拝島~箱 根ケ崎 駅 間の複線 化計画 の 早期実現 を 図られた い。 6 地方 交通線 か ら幹線へ の昇格 (運 賃格差の 是正)を図 られたい 。 平成2 7 年2月1 2日 東京都西 多摩郡 瑞 穂町 瑞穂 町長 石 塚 幸右衛 門 石 川 修 瑞穂町議 会 議 長 瑞穂町議 会公共 交 通特別委 員会 委 員 長 小 池 信一 郎
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