授業改善プラン 【理科】 西東京市立青嵐中学校 1 学力調査結果の分析、各種アンケート集計の分析 「児童・生徒の学力向上を図るための調査」において、関心・意欲・態度と知識・理解の観点において都平均 を下回っている。また、読み解く力はすべて都平均を下回っており、意図や背景、理由を理解・解釈・推論し て解決する力に課題がある。これらを解決のために、1.小テストを実施することで、学習内容の定着を図るこ と。2.文章や図表などから必要な情報を読み取る機会を多くし、練習すること。3.生活と科学を結びつける ため、身近な事象を科学的に考える機会を増やすことが必要と考えられる。今後の授業において、指導の充 実を図りたい。 2 指導方法の課題分析と改善プラン(校舎有効活用の授業改善含む) <課題分析> 理科に対し日常生活との関わりを意識することなく生活している生徒が多く、物事を科学的に考える機会が少 ないと考えられる。また、実験・観察後に生活との関係を考える機会が少ない。また、実験・観察によっては器 具の数量などの絶対数が不足しているものがある。基礎的・基本的な用語の意味を着実に理解し、科学的な 事象の規則性などを理解できつつあるが、十分であるとは言い難い。 <改善プラン> (1) 授業において、知識だけでなく、疑問や驚きをもてる教材開発や指導方法の工夫を行い、知 的好奇心を刺激する。 (2) 最新の科学技術やニュースなどを取扱い、日常生活と理科が密接に関わっていることを意識 (3) (4) (5) (6) (7) させる。 実験・観察において、考察する時間を確保するように努める。 実験のまとめにおいて、グラフや計算式の意味を筋道立てて考え、理解できるような指導・工 夫を行う。 実験・観察でのきめ細かな指導と計画的な器具の充実に努める。 生徒の実働時間確保のため、解説の工夫や準備の簡略化・視覚化に努めていく。 学習内容の節目に復習テストや問題練習を実施する。 3 補充的・発展的学習指導 ① ② ③ 小テスト等で繰り返し学習を行い、基本的な知識・理解の定着を図る。 実験実習方法の確認を行い、基本的な実験操作を身につけさせる。 発展的な学習のためのプリントを用意し、自己の能力に応じて主体的に学びを深めることがで きるようにする。
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