印象派と後期印象派

印象派と後期印象派
-近代絵画誕生、その夜明けと旅立ちー
講師 美術史家 木村 泰司
日本でも人気の高い印象派と後期印象派ですが、彼らが
フランス美術界に登場した際は、保守的な美術界を揺る
がす革命児的な扱いを受けた存在でした。つまり、前衛
美術だったのです。
もちろん、その前触れはありました。フランス革命後、
近代化する社会において美術界にもその変革の兆しが現
れます。古典主義に対してロマン主義が登場。やがてそ
の潮流は印象派の登場、そしてその後には近代絵画の発
展へと向かいます。
この講座では、激動の時代だった19世紀フランス美術界と、
©高木昭仁
その時代を彩った芸術家たちについてご一緒致しましょう。
(講師記)
※各回の詳細・講師紹介は裏面をご覧下さい。
日
時 2015 年 4/4、 5/2、 6/6
全3回
土曜日
13:00~14:30
受 講 料 会員 9,072 円 (入会金は 5,400 円。70 歳以上は入会無料、証明書が必要です)
一般 11,016 円
※入会金、受講料、教材費等は消費税8%を含む金額です。
〈各回の講義テーマ〉
第
1
回
4月4日
「近代絵画の夜明け」
ドラクロワ、クールベ、マネ、モネ、ルノワールなど
第
2
回
5月2日
「印象派の人々」
ピサロ、シスレー、ドガ、モリゾ、カサットなど
第
3
回
6月6日
「近代絵画の時代」
セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ボナール、ピカソなど
<講師紹介>木村 泰司(きむら たいじ)
1966 年生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンサザビー
ズの美術教養講座にてWORKS OF ART 修了。ロンドンでは、歴史的なアート、インテリア、食器
等本物に触れながら学ぶ。知識だけでなく、エスプリを大切にした、全国各地での講演会、セミナー、
イベントは新しい美術史界のエンターテイナーとして評判をよんでいる。著書に『名画の言い分』(集英
社)、『謎解き西洋絵画』(洋泉社)、『木村泰司の西洋美術史』(学研パブリッシング)、『名画は嘘をつ
く』(ビジュアルだいわ文庫)ほか、エッセーの執筆などで活躍中。