臨床栄養学実習Ⅰ

2015 年度 後期 1 単位
臨床栄養学実習Ⅰ
対 象 学 科 ・学 年: 健康栄養学科 2 年 B クラス
時
間: 火曜日 4~5 時限(14:40~17:05)
教
室: 1 号館 臨床栄養学実習室
教
科
書 : 『臨床栄養学、食事療法の実習』(本田佳子著、医歯薬出版社)、『糖尿病食事
療法のための食品交換表』(日本糖尿病学会編、文光堂)
1.担当教員
(1) 名前:菅原詩緒理(スガワラシオリ)、村岡玲子(ムラオカレイコ)
(2) 研究室: 1 号館 6 階
(3) 連絡先:実習に関する質問は、実習終了後に受け付けます。
(4) オフィスアワー:月曜日 16:20~17:50
(5) 主な研究・教育業績
生活習慣病・慢性肝疾患の栄養療法
2.授業の目的
(1) 授業の目的
病態の理解を踏まえ、病態別の献立作成と調理がについて理解する。
(2) 到達目標
①病態別・栄養コントロール別の経口栄養法による栄養食事計画ができるようになる。
② 糖尿病食事療法のための食品交換表を使えるようになる。
③ 病態に即した献立の展開ができるようになる。
3.授業の概要
臨床栄養学の理論を基礎に、病態の改善や回復がより適切に、効果的に促進するための経口栄
養における補給法を学ぶ。食事療法の方法は、病態別・栄養コントロール別に、各疾病に対する基
本方針、栄養基準、献立作成上の考慮点などを、栄養学や病態生理の理論をふまえて理解し、そ
れぞれの症例に対応する栄養食事計画演習と栄養補給法を学ぶ。さらに作成した献立を用いた調
理・供食実習を通して実践能力を養う。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
前期「臨床栄養学各論」の講義で学んだ内容を復習し、理解しておくこと。
(2) 授業の受け方
病院実習で必要な病態別の献立作成を行うので、積極的に受講すること。
(3) 復習の仕方
病態とその食事療法の関係を、理解すること。また、献立作成のポイントを押さえること。
5.受講にあたってのルール
1
(1)受講時のマナー:携帯電話はマナーモードにし、飲食は禁止とする。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い:必修科目であるため、欠席は認めない。ただし、やむお得ない場合
は、事前に連絡すること。
(3) 課題提出にあたってのルール:提出期限厳守のこと。
(4) テストにおける不正行為(カンニング等)の扱い:不正行為は認めない。
6.授業計画
回
月日
1
9/29
臨床栄養学実習Ⅰの概要、栄養摂取法と補給法
テーマ・内容
村岡
2
10/6
一般治療食と特別治療食、献立作成の基礎
村岡
3
10/13
常食の栄養管理、献立作成演習・・・①
菅原
4
10/20
献立の展開方法および献立展開演習
菅原
5
10/27
エネルギーコントロール食の栄養管理、献立作成演習・・・②
村岡
6
11/3
糖尿病食品交換表の使い方
菅原
7
11/10
たんぱく質コントロール食の栄養管理、献立作成演習・・・③
村岡
8
11/17
脂質コントロール食の栄養管理、献立作成演習・・・⑤
村岡
9
11/24
食塩制限食の栄養管理、献立作成演習・・・④
村岡
10
12/1
エネルギーコントロール食の献立作成実習ならびに評価
村岡
調理室
11
12/8
たんぱく質コントロール食の献立作成実習ならびに評価
村岡
調理室
12
12/15
脂質コントロール食の献立作成実習ならびに評価
菅原
調理室
13
12/22
食塩制限食の献立作成実習ならびに評価
菅原
調理室
14
1/12
拒食・嚥下障害時の栄養食事管理
菅原
15
1/19
軟食・摂食嚥下調整食の実習
菅原
16
1/26
まとめ
担当
備考
(調理室)
菅原
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1)課題レポート(80%)…授業内でレポートを課す。
(2) 受講態度(20%)…積極的な態度で臨むこと。
8.参考図書・文献
『五訂(増補)食品成分表』(科学技術庁資源調査会(女子栄養大学出版部)、『調理のためのベ
ーシックデータ増補版』(女子栄養大学出版部)
9.履修上の注意
(1)臨床栄養学各論の単位を取得していること。
(2) 本科目は、管理栄養士受験資格の必修科目です。
(3) 実習を受けるにあたり、質問がある学生は申し出てください。
2