科目名 放射性医薬品学 教員名 津田 啓介 横田 浩 診療放射線・必修 履修年次 学科等 2 曜日・時限等 水曜3時限・後期 単位数 2 月曜・4時限 B316研究室 オフィスアワー 授業概要 核医学検査で用いられる放射性医薬品について、診療放射線技師が知っておくべき基礎知識を正しく理解するとと もに、放射性医薬品の安全な取扱い及び放射性医薬品を用いた核医学検査の安全管理の知識を身につけることを 主な目標とする。具体的には、次の事柄について学習する。①放射性同位元素と放射能、②放射性核種の製造、③ 放射性医薬品の特徴、④核医学検査法の基本原理、⑤インビボ用放射性医薬品、⑥インビトロ用放射性医薬品、⑦ 放射性医薬品の安全取扱と管理、⑧放射性医薬品の副作用。 準備学習 自己学習と復習および次回の授業内容を予習する. 授業内容 回 1 核医学検査の基礎知識 核医学検査の歴史から最新医療について理解する. 2 原子核と放射能 原子核の構造と性質,X線およびγ線を理解する. 3 放射壊変 放射壊変の法則および形式を理解する. 4 相互作用 放射線と物質の相互作用を理解する. 5 放射性医薬品の特徴 放射性医薬品の分類および副作用を理解する. インビボ診断用放射性医薬品(1) 6 (横田) インビボ診断用放射性医薬品(2) 7 (横田) 授業計画 行動目標 インビボ診断用放射性医薬品(3) 8 (横田) インビボ診断用放射性医薬品(4) 9 (横田) 脳機能診断薬および心機能診断薬を理解する. 骨シンチグラフィ剤および甲状腺機能測定剤を理解する. 腎機能測定剤および肺機能測定剤を理解する. 腫瘍シンチグラフィ用放射性医薬品を理解する. 10 (横田) インビボ治療用放射性医薬品に用いられる放射性同位元素および各 論を理解する. 11 インビボ診断用放射性医薬品(PET) PET用放射性医薬品を理解する. 12 インビトロ用放射性医薬品 インビトロ用放射性医薬品の特徴を理解する. インビボ治療用放射性医薬品 13 放射性物質の薬学領域への応用 トレーサ実験,同位体希釈法および放射化分析を理解する. 14 放射性医薬品の品質管理 インビボ用放射性医薬品の品質管理を理解する. 15 総括 これまでの授業を総括する. 成績評価の 方法・基準 教科書 参考図書 教員からの メッセージ 期末試験(100 %)により評価する. 授業毎に資料を配布する. 新 放射化学・放射性医薬品学 改訂 第3版 佐治 英郎・前田 稔・小島 周二 南江堂 核医学検査で用いられる放射性医薬品の基礎知識を習得して下さい.授業中に小テストを行いますの で,必ず復習を行って次回の授業に臨んで下さい.
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