FAQ 集 Q1.他の浄化法と併用できますか? 浄化方法によります。 はい。 単純にろ過するだけのものは、併用可能です。その際は、使用前によく掃除をしてください。 いいえ。 併用できないものは、紫外線(UV)殺菌などの滅菌装置や水質調整剤など。 水をきれいにする善玉菌などの微生物もおなじく殺菌されてしまいます。また、水質調整剤は自然浄化 法のベースとなる生態系に影響を与えます。 Q2.アオコや藻も除去できますか? はい。 自然浄化法であるバクチャーシステムで、異常発生しにくくなります。 バクチャー自体に殺菌作用はありません。 アオコ、赤潮の発生や藻などの異常発育は、水の富栄養化が原因ですので、富栄養化がなくなれば、 アオコ、赤潮などはなくなります。 Q3.池底に溜まったヘドロは除去できますか? はい。 バクチャーシステムでうまく生態系が整うと、微生物がヘドロ(有機物)を餌として分解がはじまりま す。長い時間をかけて徐々にヘドロが減っていきます。 Q4.窒素やリンは除去できますか? はい。 窒素やリンは大幅に減ります。 《城山川水質検査データ》 Q5.臭いが取れますか? はい。 臭いも取れますし、BOD 値、COD 値も減少します。また、大腸菌の数も大幅に減少します。 ※BOD とは、微生物の使う酸素量で、数値が高いほど汚れがひどい。 ※COD とは、薬品で測った酸素量で、数値が高いほど汚れがひどい。 トイレの汚れた水→1リットル中 30mg~40mg、 サケ、アユがいる川→1 リットル中 1~5mg 《城山川水質検査データ》 Q6.浄化の効果はどれくらい持続しますか? 約1年に 1 回の散布がめやすですが、池の状況により早くなります。 Q7.バクチャーパウダーの散布量はどの位ですか? 水量 100 トンに対して 3kgです。汚れのひどい場合は3kgより多くなります。 Q8.水の動きはどの程度必要ですか? 1日に1回転以上回してください。お客様の要求される浄化速度や水質にもよります。 Q9.池に水が出入りしますが、浄化できますか? はい。 雨水が流れ込む程度ならなんの問題もありません。ただし、大雨で池の水全体が入れ換わる場合は、か なり効果が薄れてしまうため、再度バクチャーパウダーを散布する必要があります。 Q10.バクチャーパウダーを散布してから小魚が増えることがありますか? はい。 散布後約1ヶ月もすると浄化が進み、魚など生物にとって快適な環境になります。そのため、産卵・孵 化しやすいことが池、河川にて確認できています。魚が増えるとそれを餌とする小鳥たちも集まってき ます。 Q11.養殖場でバクチャーパウダーを使用できますか? はい。 弊社では、ウナギの養殖に実用して 5 年目です。 Q12.水路や河川も浄化できますか? はい。 水量や流速によって異なりますが、上流へ 1kmはさかのぼった所での散布がよい。上流へ2kmが理 想的です。 浄化実績例 岡山県:倉敷川、蟹子川、高梁川西岸用水路、高屋川 東京都:城山川、大沢川 鳥取県:旧袋川 兵庫県:喜瀬川 Q13.噴水のある人口池などでも使用できますか? はい。 全国の公園や美術館などさまざまな池での浄化実績があります。 浄化実績例 福島県:福島空港記念公園 栃木県:栃木県中央公園 茨城県:茨城県立歴史館 東京都:猿江恩寵公園、明治神宮外苑、国際文化会館、栗山公園 神奈川県:横浜公園日本庭園 愛知県:サッポロライオン、中央公園、三好池 奈良県:奈良国立博物館、奈良新公堂、十輪院、明日香村健康福祉センター 京都府:大本山大覚寺、随心院、源氏物語ミュージアム、円山公園 兵庫県:赤穂城本丸庭園、大谷美術館、東遊園の池、出石町役場、須磨寺公園 東条湖おもちゃ王国 岡山県:かんぽの宿、鷺湯公園、エイコンパーク、まきび公園池、高円新池、 クリスタルリンクス GC、チボリ公園 香川県:仏生山公園 島根県:石見海浜公園アクアス 広島県:耕三寺博物館、三景園 福岡県:芦屋釜の里 Q14.海水の浄化は可能ですか? はい。 淡水と比べると理想的な食物連鎖のしくみができるまで時間がかかりますが、浄化できます。 Q15.排水処理に使用できますか? はい。 曝気槽など各槽の容量に対し、100tに 30kg(300ppm)のバクチャーパウダーが必要です。 又、ろ過材の間を通過しながら浄化される(接触浄化法)も開発しております。 Q16.バクチャーパウダーを散布して 1~2 週間経ちますが、まだ透明になりません。 どうしてですか? 小規模の池によく見られる現象で、以下の状況が考えられます。 適切に対処して様子をみてください。 状 況 対 処 水の循環が弱い。 循環を強くする。 水が動かない場所がある。 全体の水の動きをよくする。 池の底の汚泥や土のかき混ぜ現象がある。 流水の向きを工夫し、汚泥をとり除く。 水深が浅く、魚類によるかき混ぜ現象がおこる。 魚の数を減らす、汚泥をとり除く。 過度の曝気 曝気の中止 富栄養化の原因となる物が流れ込む。 流れ込みを防ぐ、池の外へ出す、とり除く。 循環装置などによごれが溜まっている。 装置のよごれをとる。 Q17.バクチャーパウダーを散布してから、泡がでてくるのはなぜですか? 小規模の池によくみられます。長い時間をかけて溜まったよごれを微生物が分解し始めた証拠です。 池の底、側面、導水管の中、ろ過層の内側などのよごれが分解されたものです。 対処法: ① 水をたし、あふれさせて(オーバーフロー)泡を流し出してください。 ② 2-3日同じ状態が続くようでしたら、再度オーバーフローさせます。泡がおさまるか、極端に少な くなれば、大丈夫です。特に浄化を急がれる場合は、最初から池全体、その他をよく掃除してから 再度バクチャーパウダーを散布します。 Q18.水は透明ですが、汚泥のようなものが浮いています。何ですか? 小規模の池によくみられます。長い時間をかけて池の底、側面、導水管の中、ろ過層の内側などに付い た汚れのかたまりです。 対処法: 水をたし、あふれさせて(オーバーフロー)汚泥を流しだしてください。 Q19.水位が下がり、水が少し汚れたように見えますがきれいになりますか? はい。 雨が少なく暑い日が続くと、水は蒸発し有機物が池のなかに残ります。富栄養化が進み浄化に時間がか かりますがしだいにきれいになります。小規模の池の場合、水を足すなどして満水の状態を保つことを お勧めします。 H26.10.1 最終更新日
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