分けた大きさの表し方を考えよう

第4学年
1
2
単元名
算数科学習指導案
「分けた大きさの表し方を考えよう」
単元について
(単元の目標)
分数の意味とその表し方について理解できるようにする。
ア 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すのに分数を用いること。
また、分数の表し方について知ること。
イ 分数は、単位分数のいくつ分かで表せることを知ること。
(児童の実態)
○ 計算力・問題読み取り・理解力の個人
差が大きい。
○
友だちの発表・学習内容の理解に時間
がかかり,自分の考えを持つことが困難
な児童が4名いる。
○ 小数の単元では、小数の表し方、読み
方の定着が不十分な児童が3名いた。
○ 学習意欲はあるが、自分の考えを言う
ことが苦手な児童が6名いる。
○
どの単元においても、時間内には学習
内容が定着しない児童が数名いる。
(指導の手だて)
○ 予習でわからないことをはっきりさ
せ、教師が学習内容を教えることで、理
解しやすくする。
○ 子ども同士の教え合いを行うことで、
理解の確認をさせる。
○
学習内容を絞り込むことで、毎時間の
学習内容の定着を図る。
○ わからないことを質問したり、説明し
あったりする小グループでの活動を多く
設ける。
○ 学習内容に沿った宿題プリントで毎時
間の定着を図る。
(ねらい)
○ 帯分数を仮分数になおす方法を理解し、仮分数と帯分数の大小比較をすることができる。
○ 課題に対する自分の考えを持ち,それを発表し合うことによって,考えを深めることができる。
3
指導計画(全13時間)・関連と発展
第3学年
第4学年
1
長方形と正方形
小数 (小数の意味とその表し方・小数の加法、減法)
小 単 元
はしたの大きさの表
し方
学 習 内 容
○ 分数を用いた表し方
○ 1メートルを3等分した1個分を1メートルの「三分の一」
1
といい「
」と書くこと
3
○ 分数は、等分してできた単位の大きさの何個分で表すこと
○ 液量について、端数部分の大きさを分数で表すこと
○ 「分数」「分母」「分子」の用語
-1-
時間
1
1
1
2
分数の大きさの表し
方
●
まとめ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
第5学年
第6学年
分数を数直線上に表し、分数の構成や大小
単位量の大きさを分数で表すこと
単位量を超える大きさを分数で表すこと
「真分数」「仮分数」「帯分数」の意味
単位のつかない分数
仮分数と帯分数の構成や相互関係
仮分数と帯分数の大小比較
分数と小数の関係
1
小数第一位「 1−0 の位」を知ること
整数・小数・分数の弁別
分数のたし算やひき算
{やってみよう}分数ものさしをつくり、長さをはかる。
折り紙で分数の大きさを表す。
たしかめよう
1
2
1
1
本時
1
1
1
1
分数のたし算とひき算(同分母分数の加減計算・分数の大小、相関関係)
分数と小数
分数のたし算とひき算
分数のかけ算とわり算
4 本時の学習
(1) 本時の目標
○ 帯分数を仮分数になおし、仮分数と帯分数の大小比較をする方法を理解できる。
過程
予
習
学
習
活
動
1 教科書 P.86 の仮分数
と帯分数の比較を家でノ
ートに予習させる。
教師の支援や指導上の留意点
備
○
なおこさんとまことさんの考えを写させ、
わからないところをはっきりさせておく。
○ 予習時の理解度をノートに記入させてお
く。
2
本時の問題を確認す
る。
問題
教
11
2
−と2−ではどちらが大きいでしょうか。
4
4
説
え
○
明
二人の考えを確認し、今まで(仮分数の
比較)との違いに着目して、課題を明確に
する。
課題
仮分数と帯分数はどうやってくらべたらいいだろう。
る
7
分
3「帯分数を仮分数に直す
方法」を知る。
4
自分のわかり具合を5
段階で表示する。
○
まことさんが帯分数を仮分数に直してい
ることに着目させ、帯分数を仮分数に変え
る方法を教える。
○ 黒板に理解度を5段階で貼らせ、児童の
理解度をチェックする。
-2-
評価1
考
1
考
理
解
確
認
10
分
5
2
2−を仮分数にする
4
方法を自信のある児
童に説明させる。
6
え
さ
15
2
1
−,2 −,3 −
6
6
6
理
解
深
化
23
分
を大きい順にならべま
しょう。
の問題を考える。
せ
○
理解できた自信のある児童に説明させる。
わかりづらい場合には積極的に質問させる。
○ 理解に自信のない児童が多い場合は、小
グループでの教え合いをした後に、全体で
の発表を行う。
○ 理解度をチェックする。
評価2
○
本時で学習した帯分数を仮分数に直す方
法を使うことを確認する。
○ わかりづらい児童には、教師が教える。
○ 小グループで発表をして、教え合わせる。
○ 全体で発表をして、帯分数を仮分数にな
おす方法や、仮分数と帯分数を比較する場
合は分数の形をそろえると良いことを確認
する。
まとめ
仮分数と帯分数は同じ形にすると比べることができる。
る
自
己
評
価
5
分
7
練習問題をする。
○
8
ノートに感想を書く。
○
○
教科書の練習問題⑩を行う。
評価3
理解度をチェックする。
感想を紹介し、次時の学習内容を知らせ
意欲づけを図る。
(2)評価
○ 帯分数を仮分数になおす方法を理解し、仮分数と帯分数の大小比較をすることができたか。
(3)板書計画
11
2
問 −と2−では、どちらが大きいでしょうか。
○
4
4
ま 仮分数と帯分数は同じ形にすると比べ
○
ることができる。
課 仮分数と帯分数はどうやってくらべたらいい
○
5
だろう。
□
1
□ □□
2
-3-
□□
15
2
1
−,2 −,3 −を大きい順にならべましょう。
6
6
6
4 3
2
2−を仮分数にして比べる。
4
8
2は−
4
8
2 = 10
−
−
4 + −
4
4
11
−の方が大きい。
4
2 )
( 11
−
4 , 2−
4