別添資料-3 (推進力計算書) 推 進 力 計 算 書 工 事 名: 推進区間: 計 算 式: 那覇空港滑走路ケーブルダクト新設工事 No. 発進立坑 ~ No. 到達立坑 経験的簡便式(管周混合推進工法) ☆☆☆☆☆ 推 進 力 の 計 算 ☆☆☆☆☆ 区 間: No. 発進立坑 ~ No. 到達立坑 1.設計条件 1) 推進力算定式 : 経験的簡便式(管周混合推進工法) 2) 管 内 径 :D = 1,500 (mm) 3) 管 外 径 :Bc= 1,780 (mm) 4) 掘 進 機 外 径 :Bs = 1,800 (mm) 5) 土 質 条 件 : ・土 質 : 固結土 ・推進箇所の内部摩擦角:φ 53.7 (度) ・推進箇所のN値 : 100 ・切削抵抗 :Pe 500.00 (kN/㎡) ・周面抵抗力 :τa 2.0 (kN/㎡) 6) 土 被 り :H = 8.63 (m) 7) 地下水位(GLより):H1= 2.53 (m) 8) 推 進 延 長 :L = 436.2 (m) 9) 推進管諸元 表-1 推進管の仕様 管有効 管 種 呼び径 管外径 管厚 管周長 断面積 管重量 D BC T S A W (mm) (mm) (mm) (m) (㎡) (kN/m) 50N管 1,500 1,780 140 5.592 0.6107 17.330 許 容 耐荷力 PA1 (kN) 7,939 使用管種: 50N管 10) ジャッキ設備よりの最大推進力 (1) 元押しジャッキ 推力 (kN) ジャッキ最大設備容量:Fr1= 1,500 = 総推力 9,000 (kN) = 総推力 500 (kN) (2) 中押しジャッキ 推力 (kN) ジャッキ最大設備容量:Fr2= 50 × 台数 6 × 台数 10 2.推進力の計算式(経験的簡便式:管周混合推進工法の実績値より) F = Fo + fo×L Fo=(Pw+Pe)×π×(Bs/2)2 fo = τa×S ここに F :総推進力 (kN) Fo :先端抵抗 (kN) fo :周面抵抗力 (kN/m) L :推進延長 L = 436.226 (m) Pw:チャンバー内圧力 (kN/㎡) Pw = 89.900 (kN/㎡) :泥水圧 Pw = Pw1+20.0(kN/㎡) Pw1:切羽での地下水圧 Pw1= 69.900 (kN/㎡) Pe:切削抵抗 (kN/㎡) Pe= 500.000 (kN/㎡) Pe = N値×10.0 (ただし、150≦ Pe ≦500)(kN/㎡) Bs :掘進機外径 Bs = 1.800 (m) τa :周面抵抗力 τa = 2.00 (kN/㎡) S :管外周長 S = 5.592 (m) 表-2 周面抵抗力 土 質 周面抵抗力:τa(kN/㎡) 粘 性 土 1.5 ~ 3.0 砂質・砂礫土 2.0 ~ 3.0 固 結 土 1.5 ~ 3.0 Fo=(Pw+Pe)×π×(Bs/2)2 = 1501.1 (kN) fo = τa×S = 11.18 (kN/m) 故に総推進力(F)は F = Fo + fo×L = 6,378 (kN) 3.管の許容耐荷力の計算 管の許容耐荷力(Fa)は、 Fa= 7,939 (kN) 以上の計算結果により、 Fr1= 9,000 (kN) > Fa= 7,939 (kN) > F= 6,378 (kN) 従って、ジャッキ推力が管の許容耐荷力をオーバーするため 元押しジャッキの推進力は、 Fr1= Fa= 7,939 (kN)とする。 Fr1= 7,939 (kN) > F= 6,378 (kN) であるため、元押し設備のみとする。
© Copyright 2024 ExpyDoc