アケビコノハの幼虫 一瞬ギョッとして, 「ナンダこれは!」 と言いたくなるでしょう? そう,小生もそうでした.場所は小生の山小屋激素庵の玄関前にあるアケビ棚です. でっかい二つの目玉に睨まれている感じで,他の部分が目に入らなくなってしまいますが,落ち着い てみるとちゃんとかがみこんだような頭があって,蛾の幼虫のようだと分かります.調べてみたら,ア ケビコノハと言う蛾の幼虫でした.なるほどそれでアケビの枝に居たのか.実はこの写真,細部が分か るようにストロボを発光させているので色が不自然になっています.実際には下の写真のように蛍光を 発しているのです. 以前の出会いでは丁度孫が一緒でした.黄緑色の蛍光に女の子の孫はキャーと声を上げて小生にしが みついて来ました.これでは小鳥も驚くかも知れません. まだ成虫を見た事が無いので,昆虫図鑑で調べると,アケビコノハは木の葉そっくりの外観をしてい ます.これまで 2 回しかお目にかかれなかった珍客です. (2008)
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