最初は戸惑っていた生徒たちも

留学生が先生(2015 年9月 17 日第5校時、1年次各教室で実施)
1.グルジア人留学生と対話して
グザルさんが言っておられた“自分のやりたいことを叶えるために一生懸命努力する”
ことに私は感銘を受けました。先生は、自分のやりたいことは他にある、と感じたから一
生懸命勉強して日本に留学した、と力強く言っておられました。
これまで、私は最初の一歩が踏み出せない自分がいやになることがありましたが、今日、
先生の話を聞いて勇気をいただきました。いつか先生みたいに夢が叶えられるように頑張
ろうと決意しました。
ウズベキスタンの文化にもとても興味を持ちました。ナンに似た“ヌン”というパンは
どんな味がするのか実際に味わってみたいです。また、ウズベキスタンの写真がとてもき
れいで雄大なのに感動しました。自分が知っている世界がいかに狭いかに気づかされ、壮
大な気持ちになりました。
2.マレーシア人留学生と対話して
ライ・ケーシンさんがおっしゃった“お互いに相手を理解し合う”という言葉を聞いて
ハッとしました。とくに相手が過ごしてきた背景にある文化を理解することが、異なる民
族や人種の人々とつきあっていくために欠かせないという話は、これから国際社会の中で
生きていく上で身につけなければならないことだと感じました。
この相互理解を深めるためには、日常的に意識しながら生活することが大切だと考えま
した。先生の話を聞いて気づいたことをこれからの生活に生かして自分の感覚を研ぎ澄ま
せていきたいと思います。
3.インド人留学生と交流して
ヴァルン・トマールさんと話をして、インドというとカレーのイメージしか持っていな
かった自分が恥ずかしくなりました。普段何も気にせずに見ていたいろんな国の国旗でし
たが、今回インドの国旗の由来を聞いて感動しました。そして、留学生の方々が国の発展
のために強い使命感を持って日本に勉強に来ていることを知り、自分ももっともっと頑張
らなければと思いました。
インドの国旗のオレンジは命・血・情熱、白は平和、緑は自然、そして車輪に入ってい
る24本のリムは時間を表しているとのことでした。イギリスの植民地から非暴力で独立
したインド人の国の発展にかけるエネルギーをトマールさんの話から感じました。
今日聞かせていただいた楽しい話、驚く話、文化についての話、真面目な話、全てが新
鮮で感動的で勉強になりました。