就職状況についての具体例(PDF)

■就職状況についての具体例
大学名
昨年度との比較・変化
来年度以降の予測・展望
国際教養大学
学生側の視点で緩くなった印象がある。好景気が多少、反映 「脱リクルートスーツ(黒服)
」を全面に提言している。理
されているのではないか。
由(背景)としては、①学生の健康・衛生面、②グローバ
ル化社会に反する、③未内定学生の社会からの視線、④社
会人入口としての疑問、⑤懇親会、内定式等での服装から
入社後の服装までのコスト面を考慮
流通経済大学
昨年度は、不動産・運輸・IT 関係などを軸に大幅に求人数 現 3 年生より、就職活動のスケジュールが大幅に変更にな
が増加した。それに伴い、内定を得ることができた学生も り、学生・企業双方とも手探りの状態が続いているが、こ
増加し、就職状況は概ね良好であったと言える。
の点は来年度は少し落ち着くと考えている。就職状況は、
東京オリンピック特需などもあり、順調に推移していくと
思われる。
植草学園大学
保育士、理学療法士などの就職活動スケジュールは、早期
化したと言える。それら職種の求人の受理数は例年よりも
増加している。理学療法士の内定時期が早くなっている。
幼保志望者は、公務員志向より民間志向が若干だが強まっ
た。小学校・特別支援学校教諭の合格率は昨年より高くなっ
ている。
就職活動の日程が後ろにずれた問題については、本学の養
成する職種はもともと人材不足であるためか、特に影響は
出ていない。しかし、いつ状況が変わるかもしれないこと
から、現場での実践力、キャリア形成力を育成することは
重要であると考えている。
昨年度と同じ就職活動スケジュールであり、昨年度と比べ、
大きな変化はなかった。しかし良好な雇用情報を反映し、
内内定の時期が例年より若干早かった。同時に保有する内
定先に満足せずずっと就職活動を続ける学生も例年より多
く見られた。
日本経済団体連合会の倫理憲章が見直され、就職活動が 4 ヶ
月後ろ倒しとなったが、現実はこの指針通りのスケジュー
ルで採用活動する企業はごく少数と予測される。学修時間
の確保というスケジュール変更の当初の目的に反し、採用
を意識したインターンシップの実施を含め就職活動の早期
化、長期化が懸念される。
全体的な求人環境の改善の影響を受けて、採用活動スター
ト時より常に前年同時期を上回る内定率で推移し、大規模
企業への内定も増加している。大学への求人数も前年を大
きく超え、秋以降もその傾向は続いている。
経済環境が大きく低下しない限り、全体的な就職率は本年
と同レベルの好調を維持できると思われる。不安定要因は
経団連新ルールの運用に係るもので、各企業の選考時期が
大きくバラつくことになれば、多くの学生は、就職活動の
長期化を強いられることになり、秋期から冬期の未内定者
も増大することが懸念される。
求人数が多く、企業の採用意欲が活発。特に理工系、福祉
系の募集は多く、学生数に対し、過大な求人をいただいた。
また、大学訪問も積極的で例年以上の企業と学生の接点が
あった。
採用スケジュールが大きく変わり短期決戦となる様相と思
われている反面、例年通りすでに 12 月から採用活動を開
始している企業もあり、なし崩し的に他の企業も採用を始
めるのでは。しかも 3 月からと思っている学生が完全に出
遅れ、8 月を迎えた段階で未内定者が例年以上に出てくる
のではないか。9 月以降、例年以上の人数の学生と、採用
しきれなかった多数の企業が長期戦覚悟で活動を継続する
ことになると思います。
東京工芸大学
工学部に関連するエンジニア職の求人は昨年よりも 3 割増
となり、特に建築業界、IT 業界は企業規模に関係なく積極
的採用が目立つ。芸術学部では、SNS 系ゲームやアミュー
ズメント(パチンコ等)コンテンツに関連した業種が積極
的に採用している。よりクリエイティブな広告業界は相変
わらず厳しい状況となっている。
工学部については今年と変わらず建築業界が積極的に動く
と予測している。最近は所属学科を問わない企業も増えて
いるため、好況な業界にシフトできるかが鍵となるだろう。
芸術分野では、将来のデザイン的要素だけはなく、コン
ピュータを活用できるハイブリッドな人材が求められてい
る。
敬和学園大学
・「アベノミクス」の影響や効果等で、求人件数は新潟県も
増加している。目的意識をもって就職活動へ挑戦している
学生は、数社から内定を獲得している。
・公務員(教員含む)へチャレンジする学生が増えている
頃合あり、本学では「SPI 対策講座」「公務員講座」も開講
している。
・就職活動のスタートが 3 月になることを含めて早期から
の就職活動へ向けての「キャリアプランニング」を 1 年次
からスター。また、「1 ∼ 2 週間のインターンシップ」の
充実も地元企業や時期的な面も考慮して推移している。
・学生と共にアドバイザーの教員そして保護者様ともより
企業の採用活動が活発であり、学生の内定取得時期は早まっ
た。優秀な学生には内定が重複し、そのことに伴う内定辞
新 潟 医 療 福 祉 退が増加した。その結果、補充のための追加募集が年間を
通じて出てきた。しかし、企業の採用レベルは下がらない
大学
ので、就活スケジュール後半の学生内定取得率は昨年を若
干上回る程度で推移した。
自分の希望する進路(および就職先)を早期に決められな
い学生は、卒業するまでに就職が決まらない。また、地方
の中小企業は応募が減少し、学生の内定辞退の傾向が続く
と思われる為、早期からの学生の囲い込みを行うと思われ
る。
工学系の求人が多く、工学部の内定状況が非常に好調。短
期間で複数内定を獲得する学生も目立った。工学系の求人
諏訪東京理科
が多いため、期間を空けて、再度活動を始める学生がおり、
大学
希望する企業が明確でなかった学生にとっては有利に働い
た様子。
就職活動の開始時期が繰り下がることで、自己分析や自己
表現に関わることについては学ぶ時間が増えている。しか
しながら、企業や仕事の現場に接する機会が減っているた
め、仕事や就職に関して向きあうまでに時間があると思っ
ているためか、のんびりしている学生が多いように感じる。
聖心女子大学
武蔵大学
明星大学
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