(12 月の経済指標を中心に) 全国,中国地域ともに,景気は緩やかに回復している。先行きは,緩やかな景気回復が続く とみられる。 【判断の変化】 (全国)総括判断は変更なし。個別項目は公共投資を下方修正。 前 総 括 月 今 月 緩やかに回復している 個人消費 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 設備投資 持ち直している 持ち直している 公共投資 増加している 増勢が一服している 住宅投資 増加している 増加している 輸 増加している 増加している 雇 用・労 働 改善している 改善している 生産動向 持ち直している 持ち直している 項 緩やかに回復している 目 出 (中国)総括判断は変更なし。個別項目は公共投資を下方修正。 前 総 括 月 今 月 項 目 緩やかに回復している 緩やかに回復している 個人消費 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 公共投資 増加している 増勢が一服している 住宅投資 増加している 増加している 輸 増加している 増加している 雇 用・労 働 改善している 改善している 生産動向 持ち直している 持ち直している 出 <過去の経済情勢,経済指標カレンダー> http://www.energia.co.jp/eneso/keizai/research/backnumber.html 中国電力㈱エネルギア総合研究所 エネルギア地域経済レポート No.476 2014 年 3 月 1 1.景気動向指数(12 月) (全国)CI 一致指数は改善を示している。CI 先行指数は 4 カ月連続で上昇している。 (中国)CI 一致指数は改善を示している。CI 先行指数は 6 カ月ぶりに低下している。 (全国) ・CI 一致指数は 111.7(前月差+1.0 ポイン ト) 。4 カ月連続で上昇。 ・CI 先行指数は 112.1(同+1.1 ポイント) 。 4 カ月連続で上昇。 (中国) ・CI 一致指数は 101.4(前月差+0.1 ポイン ト) 。10 カ月連続で上昇。 ・CI 先行指数は 100.9(同▲2.9 ポイント) 。 6 カ月ぶりに低下。 景気動向指数の推移(全国) (2010年=100) 120 110 100 90 80 70 60 50 40 05 06 先行指数 景気動向指数の推移(中国) 一致指数 112.1 111.7 07 08 09 10 11 12 年 13 前月差に対する個別系列の寄与度(全国) 指 標 名 CI一致指数(前月差) (2005年=100) 120 110 100 90 80 70 60 50 40 05 06 先行指数 一致指数 101.4 100.9 07 08 09 10 11 12 年 13 前月差に対する個別系列の寄与度(中国) 寄与度 1.0 指 標 名 CI一致指数(前月差) 寄与度 0.1 中小企業出荷指数(製造業) 0.37 全産業業況判断 0.69 有効求人倍率(除学卒) 0.32 中小企業業況判断 0.61 鉱工業生産財出荷指数 0.18 有効求人倍率(除学卒) 0.23 鉱工業生産指数 0.14 電力需要量 0.10 投資財出荷指数(除輸送機械) 0.09 電力利用率 0.06 営業利益(全産業) 0.09 実質百貨店販売額 ▲ 0.31 商業販売額(卸売業) 0.06 鉱工業生産指数 ▲ 0.53 大口電力使用量 0.03 最終需要財出荷指数 ▲ 0.75 所定外労働時間指数(調査産業計) 0.01 耐久消費財出荷指数 ▲ 0.12 商業販売額(小売業) ▲ 0.15 指 標 名 CI先行指数(前月差) 日経商品指数(42種総合) 寄与度 1.1 指 標 名 寄与度 CI先行指数(前月差) ▲ 2.9 ▲ 1.83 0.45 鉱工業製品在庫率指数(逆) 新規求人数(除学卒) 0.31 消費者態度指数 ▲ 1.24 鉱工業生産財在庫率指数(逆) 0.25 銀行貸出残高 ▲ 0.68 長短金利差 0.25 建築物着工床面積 ▲ 0.26 中小企業売上げ見通しDI 0.23 新設住宅着工床面積 ▲ 0.20 東証株価指数 0.13 新規求人数(除学卒) 0.01 全産業業況判断DI次期見通し 0.46 0.73 新設住宅着工床面積 最終需要財在庫率指数(逆) ▲ 0.11 中小企業業況判断DI次期見通し 消費者態度指数 ▲ 0.73 所定外労働時間(製造業) 0.18 実質機械受注(船舶・電力を除く民需) 投資環境指数(製造業) 注:1.景気動向指数とは,生産,雇用など重要かつ景気に敏感な指標の動きを統合することによって,景気の現状把握および将来予測に資するため に作成されたもので,景気に対し先行して動く先行指数,ほぼ一致して動く一致指数,遅れて動く遅行指数の 3 本の指数がある。 2.景気動向指数(CI)は景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的としている。 3.全国と中国地域の景気動向指数は,採用している経済指標が異なるため,水準や前月差などを一概に比較することは適切ではない。 資料:全国は内閣府「景気動向指数(速報) 」 ,中国は当研究所で作成 中国電力㈱エネルギア総合研究所 エネルギア地域経済レポート No.476 2014 年 3 月 2
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