進級おめでとう - 東京都立第四商業高等学校

入学、進級おめでとう
校
長
永浜 裕之
第四商業高等学校の生徒諸君、入学、進級おめでとうございます。
第四商業高校に着任して1ヶ月が過ぎました。初出勤の4月1日、校内を回ると、部活
動に励んでいた生徒から例外なく「こんにちは」と笑顔で挨拶されました。あいさつは、
「相
手の存在を認め、自分の心をひらく」という意味があります。「よい生徒達だな。先生方も
頑張ってくれているな」と直感しました。
春季休業が終わり、始業式で全校生徒と対面すると、先述した直感が正しかったことを
確信しました。会場となる体育館への移動では高校生らしい会話が続きますが、式が始ま
ると私語は聞こえず、静粛に話を聞くことができます。一見、当たり前のことができる「素
晴らしさ」を感じました。5月1日は、生徒総会、交通安全教室、体育祭結団式と、丸1
日、全校生徒が体育館で過ごしましたが、始業式同様、立派な態度でした。授業中の態度
も同様です。
さて、春を迎え、新たな年度を迎えました。本年度も四商生にとって希望に満ちたもの
になることを祈るとともに、一つお願いを申し上げます。
「授業を大切に、真剣に学習する」
ということです。
「学校生活の中心は授業」です。授業をおろそかにして、有意義な高校生活は送れませ
ん。
学校で学ぶことの良い点は、 分からないことを分かる人に教えてもらったり、互いに意
見を出し合ったり、質問したりして、互いに「学び合う」ことができることです。互いに
「学び合う」ことによって「高め合う」ことができます。そのために、皆さんに頑張って
ほしいこと、心がけてほしいことは以下の4つです。
① 授業はまじめに受け、関係ないおしゃべりはしない(すでに出来ていますね)
。
② 授業中、積極的に発言する。質問や意見を、自分から積極的に言うようにする。
③ 友達の発言をよく聞く。間違っていても笑わない(間違いから気付くことだってある)
。
④ 分からないことがあったら、先生や友達に聞く。友達に聞かれたら、ていねいに教え
てあげる。
この4つを実行して、互いに「学び合う」授業を四商に広げていきましょう。