互 い に 理 解 し 支 え 合 う 互 い に 理 解 し 支 え 合 う 互 い に 理

互いに 理 解 し
支え合う 月3日∼9日は﹁障害者週間﹂
障 害 者 週 間 は 、一 人ひ と り が 障
がいのあ る 人 についての関 心 と 理
解 を 深 め る と と も に 、障 がいの あ
る人 が 社 会・経 済・文 化 な どの活 動
に積極的に参加する意欲を高める
ことを目的としています。
障 がいの 有 無 に 関 係 な く 、だ れ
も が 互いに 人 格 と 個 性 を 尊 重 し 、
支 え 合 う 社 会 は 、わ た し た ちの 心
遣いで実現できます。
今回は、
パン作りに励む知的障が
いのある人 と その人 を 支 援してい
る人を紹介します。
こ の 機 会 に 、障 がいの あ る 人 が
社 会 参 加 するこ との大 切 さについ
て考えてみましょう。
お問い合わせ 障害福祉課 ☎537・5785
いので 、
いつも 前 向 き な 話 を す るよ
うに心 掛 けていま す 。
ぎ、 分以上かけて通勤しています。
きて自 宅のある寒田から自 転 車をこ
週に5 日 、朝 早い日には 6 時に起
たそうです。
象に残っていて、
ここで働くようになっ
人たちに優しくしてもらったことが印
この作 業 所で実 習 を 受 け 、作 業 所の
支 援 学 校の学 校 実 習で3 回ほど、
﹁ 僕たちの作ったパンをみんなに食
と呼ばれています。
高 村さんは、
職場の仲間からは豪くん
楽しく 働 くことができ ま す ﹂と言 う
﹁一人じゃ寂しい。仲 間がいるから
伯の海まで出掛けたそうです。
所の仲 間 とのドライブで、最 近 も 佐
休みの日の楽しみは、年の近い作 業
ようになってきていま す 。
敗 したときは、そ れ を 糧にして欲 し
ているようです 。特に、
パン作 りに失
えや食べた人の感 想 をとても 気にし
感ゆ えに自 分の作ったパンの出 来 栄
任 感 も あ り ま す 。け れど、その責 任
高 村 さ んは 働 く 意 欲 が あ り 、責
く意欲がないと難しいですね。
の姿 勢が多 く 、きつい作 業 なので、働
をしていま す 。パン作 りは立ったま ま
支 援 員 として障がいのある人の支 援
今 年の4 月から、作 業 所 すばるの
障がいのある人のことを 理 解 しよ
なると思います。
就 職 という 次の段 階への足 掛かりに
と、毎日の積み重 ねが、一般 企 業への
ことも 必 要 だと感 じていま す 。それ
状に満 足せず、向 上 心 を 持 ち 続ける
ニケーションを 取ることが大 事で、現
躍 するには、周 りの人 と上 手にコミュ
障がいのある人が、今 後、社 会で活
を掛けています。
うですが、丁 寧に作 業 するように声
あ り ます 。時々、難しいことも あるよ
るには細かいことに気 を 遣 う 必 要が
パンをおいしそ うに見 栄 えよく 作
﹁パン作 り は 初 めは 難 し かったで
べても らいたいです 。おいしいと 言 わ
障 がいのあ る 人の向 上 心 と
周 囲の理 解 が 大 切 で す
す。特にカレーパンを揚げるときは油
れるとうれしいです﹂
所 すばるでパン作 り 担 当 として働い
渡辺 美映さん
ている高村さん。
作業所すばる 支援員
今 年の4 月 か ら 木 上にあ る 作 業
の温 度 調 節が難しくて、
こつをつかむ
と語るそのまなざしからは少し照れ
うな社会になるといいと思います。
が、お 互いに違いを 理 解 し 合 え るよ
でしょうか。障がいのある人とない人
なで助け 合 える関 係が大 切ではない
う とする周 りの環 境 が 必 要で、
みん
までは大変でした﹂と話す高村さん。
ながら、
でも 真 剣な思いが伝わってき
僕 た ち が作ったパンを
﹁ おいしい﹂と 言って 食べて
も ら う の が 一番 う れ し い
12
最初は苦 戦したパン作り も 支 援 員
ごう
ました。
高村 豪さん
に教 えてもらい、徐々に上 手に作れる
作業所すばる パン作り担当
2
H22.12.1
3 H22.12.1
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