道徳と他領域との関連 今回の取り組みのフロー 教科「道徳」への

倶知安町立
倶知安小学校
道徳教育推進
研修資料
H27.2.6
道徳と他領域との関連
今回の取り組みのフロー
12 月の学校評価検討会議から道徳の
時間と実践の場面が課題となり、特活
と連動したいわゆる「総合単元道徳」
のようなものができないだろうかとな
りました。年度末へ向かうこの時期の
「全校お別れ集会」から「卒業・修了
式」といった特活の動きと関連させた
道徳の時間を設定し、教育活動の全体
を通じて道徳的心情の高まりに意図的
に働きかけることを試行してみようと
思います。次年度以降、年間を通じて
他領域との関連を意識した取り組みを
行う際のステップになればと思います。
お別れ集会の計画後、もしくは、取
り組みの初期において、特活の中にあ
る道徳的価値【4-(4)、(6)】を「道徳の
時間」で「補充」します。読み物資料
を通して価値に気付き、後半にはその
上で、引き続き集会へ向けた取り組み
の中で道徳的な実践意欲や態度を見と
ります。見とったものは、朝の会や帰
りの会で全体に伝えたり必要に応じて
個別に伝えたり等、道徳的心情がさら
に定着し意欲化するよう励まします。
お別れ集会終了後のふり返りでも改め
て頑張りを評価しながら、道徳的価値
について教師の説話で伝えます。さら
に特活のつながりで、最終の大きなゴ
ールをめざす意欲を持たせます。
お別れ集会の取り組みの中で潜在的に持っていた道徳的
価値【1-(2)】について、お別れ集会終了後に「道徳の時間」
で「深化」します。読み物資料を通して価値を自覚しつつ、
展開の後半には自分のこととして考え、集会でがんばった
結果を想起すると共に、次なる大きなゴールを目指す意欲
を持たせます。その後のあらゆる活動(卒業式練習含む)
の中から、1-(2)にかかわる言動を積極的に見とり、改めて
価値付けし、1 年間の成就感と共に道徳的価値【1-(2)】に
ついて、次年度へのさらなる実践意欲となるよう働きかけ
ます。
別添(裏)資料についてもご確認ください。とても細かくて見る意欲がわきにくいのですが、
かかわる学年のものだけでも追いかけてみてください。基本的に上記フローの流れです。道徳の
年間指導計画からは離れたものとなっているので、単元の差し替えか追加時数で行うことになり
ます。読み物資料についても教育出版のものでは、すでに実施済みだと思いますので、別に探し
てみました。これにこだわるものではあ
各教科や領域の中で、年間を通して児童があまり
触れていない価値について補う働き。
りませんので、各学年の打合せで資料選
択をしてみて下さい。
児童の経験を元にさらに価値理解を深める働き。
内容について、ご意見やご質問などあれば係までお知らせ下さい。静観だけは避けて下さい。
教科「道徳」へのスケジュール
2/5 付け新聞の報道でもあったように、道徳の教科化について、着々と進んでいるようです。2/2 の北海
道道徳教育推進委員会においても今後のスケジュールが説明されました。
新要領の内容を
踏まえた取り組
みが可能