記入例 - 日本栄養士会

作成日
年
月
日
栄養管理事例報告(学校栄養分野:給食管理「学校給食食事摂取基準」)
所属栄養士会:
都・道・府・県
会 員 番 号 :△△-△△△△
事例番号:3
事例報告:新規提出・再提出・
勤 務 施 設 名 :○○○○○○○○○○○○○
症例介入:主担当者・副担当者・
提 出 者 氏 名 :○○○○
介入期間:平成 年 月 日~平成 年 月 日
記入例)従来の食事摂取量の評価、対象者の特性(性、年齢、体格等)、給与栄養目標量
の設定、献立作成 等
・4月末に生徒対象に給食の提供量についての意識調査を行った。その結果、1年生にお
いては主食の量が多いと感じている生徒が○%。また、残食調査でも主食の残食率が○%
と多く、エネルギー必要量を生徒の実態に合わせて設定し、適切な主食量を提供する必
要があることがわかった。
アセスメト
・今までは文部科学省の学校給食食事摂取基準をもとにしていたが、スキルアップ研修会
に基づく
での「子どもの食事指導・支援プログラム」のソフトを活用し、生徒の実態に合わせた
栄養計画
本校の食事摂取基準を設定することとした。
食事計画
・ソフトに生徒の生年月日、性別、4月測定の身長、体重を入力。身体活動レベルは 1.7
とし、個々の推定エネルギー必要量を算出した。学校給食で給与する比率を 33%とし、
学年・男女別に中央値をもとめた。その結果1年生は○○○ kcal、2年生は○○○ kcal、
3年生は○○○ kcal と設定した。他の栄養素については、学校給食摂取基準の数値を
そのまま適用することとした。
・6月より実施。
等
記入例)栄養情報の提供及び指導内容 等
・本校では学級ごとに配膳・会食を行っているので、5月の職員会議にて主食量の調整を
提案した。
情報提供
・各学級にて主食の盛り付け量を一律ではなく、ふつう、少なめ、多めの3段階とし、各
自がエネルギー必要量に応じて選択するように支援を行った。
・予定献立表および食育便りにて、家庭へも啓発を行った。
・給食委員会活動で主食量についての掲示物を作成し、掲示した。
等
記入例)食事摂取量の把握、残食量の把握、満足度調査、対象者の健康・栄養状態の評価
(体格の変化) 等
・エネルギー必要量を算出し、主食量の情報提供を行ってから、主食の残食量は○%に減
評価
少。副食は○%から□%、牛乳は○%から□%に減少した。提供量についての意識調査
モニタリン
でも、ちょうどよいと回答した生徒が○%から□%に増加した。このことから、以前と
グ
比べて適正量を提供することができた。
・学級で行っている主食の配食量少なめ、ふつう、多めも担任の協力により、定着するこ
とができた。しかし、中にはふつう盛りでよいのに、少なめを選ぶ女子生徒がいるので、
配膳時に各学級をまわり、支援を行う必要がある。
・体格の変化については4月の身体測定で「ふつう-20%超~+20%未満」○%が9月の
測定では△%であった。個別指導が必要な生徒については、養護教諭等と連携を図るよ
うにする。
等
記入例)給与栄養目標量、食品構成、献立等の見直し 等
・9月の身体測定の結果を「子どもの食事指導・支援プログラム」のソフトに入力し、個々
のエネルギー必要量を算出した。1・2年生は身体活動レベルを 1.7 とし、3年生は部
栄養食事
活動を引退していることから 1.65 とした。その結果、1・2年生では・・・・・であっ
計画の
た。そこで、・・(対策)・・・・・を多く提供することとした。
見直し
・次年度は、生徒それぞれの身体活動レベルを入力(全校生徒に「小児の身体活動レベル
別にみた活動内容」の調査を行う)し、より生徒の実態に合わせたエネルギー必要量を
算出する。そして、たんぱく質、脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維等の栄養
素も推定エネルギー必要量から給与栄養目標量を設定する。同じ学年でも学級により体
格や運動部への加入率に差があるので、学級ごとの主食の配食量も考えていく。
等