生理神経部門解説(簡易) 設問 1.(脳波) 解答 ① 図1では、発汗による不規則で高振幅な基線の動揺がアーチファクトとして記録されている。対応策 として室温の調整、時定数を小さくすることや電極の接触抵抗を下げることで混入を防ぐことができる。 設問2(脳波) 解答 ② 瘤波は中心~頭頂正中部にピークをもち、両側中心・頭頂部に広がる 2~3 相の高振幅な波である。 小児期では、前頭部を含め広汎に広がることが多い。波形は 2 相性、高振幅、鋭波のように鋭く、数個 連発することが多い。 設問3(脳波) 解答 ③ 図 3 では左半球優位の陽性棘波を認める。左耳朶基準電極の活性化によるものと考えられ、耳朶の近 くで大きな電位がある場合に、見かけ上陽性棘波が出現する。図 4 の双極誘導では、T3 に位相の逆転 が見られ、同部位が spike の焦点であると考えられる。 設問4(脳波) 解答 ① 舌をかむのを防ぐために割り箸などを無理して口にいれると、嘔吐を誘発し吐物が気管に入る危険が あったり、口腔内を傷つけたりする。 設問 5(神経伝導速度) すべて正しい。 解答 ⑤
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