1 教職員の人材育成 2 生徒の学力・学習意欲の向上 3 生徒指導の充実

広島県公立中学校長会
教育ビジョン(策定構想図)
教育基本法
~
未来に光り輝く子どもたちのために
~
全日本中学校長会 教育ビジョン 「学校からの教育改革」
個人の尊厳を重んじ,真理と正義を希求し,公共の精神を尊び,豊
かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに,伝統を
継承し,新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
ビ ジ ョ ン の 柱
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学習指導要領
学校の教育活動を進めるに当たっては,各学校において,生徒に生きる力
をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中
で,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題
を解決するために必要な思考力・判断力・表現力その他の能力をはぐくむとと
もに,主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努め
なければならない。
(総則 第1 教育課程編成の一般方針より一部抜粋)
広島県の目指す人づくり
「人づくり」への挑戦(教育分野に関して)
□ 更なる学力・体力の向上,豊かな心の育成
□ 学校・家庭・地域等の連携強化による地域社会の教育力向上
□ 障害のある児童生徒への専門的かつ適切な指導・支援の充実
□ キャリア教育や職業教育などの取組の地域ぐるみによる推進
□ グローバルな感覚を持った人材の育成
※「ひろしま未来チャレンジビジョン」から
1 教職員の人材育成
2 生徒の学力・学習意欲の向上
3 生徒指導の充実
○ 学校経営委員会
2 教職員一人一人の人材育成を図り,人事評価において,広く情報を得る工夫
や,補助簿の統一,研修の充実など,客観性と公平性を高める改善を行う。
4 キャリア教育の充実
3 人事評価の内容,特に肯定的な点をフィードバックし,意欲喚起に結び付ける。
5 学校・家庭・地域が連携・協
力した教育力の向上
基本姿勢:“結束し,更なる飛躍への挑戦!”
不祥事防止対策特別委員会
~信頼され,期待される学校づくり~
1 学力の向上
1 不祥事を生まない学校組織づくり
□ 基礎・基本定着状況調査
・基礎的・基本的な学習内容はおおむね定着しているが,国語の「読むこと」
の領域において,通過率が60%未満であり,定着が不十分である。
・通過率30%未満の割合が,国語:2.4%,数学:5.5%,英語:5.1%となって
いる。
□ 全国学力・学習状況調査
・国語:知識,技能はおおむね定着しているが,活用については,すべての
領域に課題があり,特に,「話すこと・聞くこと」が定着していない。
・数学:知識では,「図形」「数量関係」の領域に課題がある。活用について
はすべての領域等に課題があり,定着していない。
2 冊子等を活用した,計画的な当事者意識の持てる
研修の実施
2 進路指導
平成23年度 県中四専門委員会の主な提言
1 不祥事防止対策特別委員会の一層の機能化を図る。
平成23年度 広島県公立中学校長会
諸調査及び広島県の教育の成果と課題
(広島県教育委員会)から
確かな学力(学習意欲の向上により,確かな学力の伸長を)
健全育成(確固たる規範意識と自己指導力の育成を)
道徳教育(心に響き,心を耕す道徳教育を)
進路指導(キャリア教育の視点に立った進路指導を)
特別支援教育(一人一人の教育的ニーズに応じた特別支援教育の充実を)
情報教育(変化に対応できる態度・能力の育成とICTの環境整備を)
部活動(意義の再認識と継続のための改善を)
学校評価(学校改善に活かす評価活動で,信頼関係の構築を)
学校と家庭・地域社会(役割・責任の自覚と相互の連携・協力の強化を)
学校と教育委員会(適切なパートナーシップに基づく双方向の関係の確立を)
3 服務規律確保のための「教育の原点カード」
「チェックリスト」の活用
4 児童生徒の情報の確実な収集・把握
5 不祥事防止のための校内委員会の実動化と体罰・
セクシュアル・ハラスメント相談日等の周知と活用
進路指導対策特別委員会
~夢や目標の実現に向かって,将来にわたり,たくま
しく生きていく力をもつ生徒の育成~
1 中高連携の内容の系統性・計画性の確立と,中学
校1・2年生を対象とした連携事業の実施・工夫
2 進路未決定の要因(不登校・学力・問題行動・進路
選択意欲の低下等)への対策についての3校種連
携した対策や要因ごとの各専門委員会での検討
4 教職員の相互授業参観による授業改善を図る。
○ 教育研究委員会
1 各観点に沿った具体的な評価規準,評価方法等の設定による,目標に準拠
した評価の意図的計画的実施
2 目標に準拠した観点別学習状況の評価・評定に係る校内研修の実施及び
各地区教育研究会等の教科部会との連携推進
3 各地区校長会のリーダーシップのもと,目標に準拠した評価による観点別学
習状況の評価や評定の研修の充実を通した教師の評価能力の向上
4 校内研修充実のためのポイント5
① 課題を活かした研修の実施
-課題の明確化-
② 授業改善を中心とした研究の実施 -事後検討-
③ 研修のマネジメントの改善
-短期サイクル-
④ 主体的参加の研修の実施
-活発な意見交換-
⑤ 校外研修の活用
-校外研修の還元-
○ 進路指導委員会
1 「中学校キャリア教育の手引き」を活用した研修を実施し,全体計画を見直す。
2 キャリアノートを小中高間で確実に引継ぎ,有効活用する。
3 小中連携を更に推進するとともに,中高連携については,学力・生活改善を
目指した連携を進める。
(平成23年度の取組・まとめより)
(平成23年度の取組・まとめより)
□ 平成23年3月末時点で,220名を超える進路未決定者があり,その主な要
因としては,学力,問題行動,不登校が挙げられ,とりわけ進路に対する 平成23年度広島県公立中学校長会の活動の自己評価結果から
目的意識を持たない生徒の増加が見られる。
1 校長として,広島県公立中学校長会の研究集録を活用し,提言型の研究に努めている。
・・・A判定
3 生徒指導
2 校長として,全日中教育ビジョン「学校からの教育改革」の10の提言内容を把握し,学校経営
□ 暴力行為が4年連続で増加しており,特定の子どもが暴力行為を繰り返
に生かしている。・・・A判定
すケースが見られる。
○ 生徒指導委員会
1 生徒指導の三機能(自己決定の場を与える,自己存在感を与える,共感的人
間関係を育成する)を生かした取組を全教育課程においてさらに進める。
2 校種間連携について,内容の充実を図りつつ,発達段階に応じた生徒指導規
程等の連携を進める。
3 特別支援教育を視野に入れた授業改善・生徒指導の実践的・効果的な方法
について積極的に研究・取組を進める。