なぜ高齢者と糖尿病患者に フットケアが必要なのか? 足や足の爪には 身体を支えるという大切な役割があります。足や足の爪に異常があると、下肢機能を低下させ、 転倒のリスクを高める可能性があります。いつまでも自分の足で歩けることは、自立した生活をおくる上で重要な鍵 となります。 高齢者に多い足の問題には、足裏の角化や亀裂、胼胝(たこ)、うおのめなどがあります。日頃から足元に注意し、 清潔にしておくことが大切ですが、高齢者自身は視力の低下や足先まで手が届かないことから、手入れがおろそかに なり 悪化してしまいます。 足裏に胼胝などの異常があった場合、その痛みから 体を傾けて歩くようになります。きちん と足裏全体に体重をかけて歩かないと体のバランスが崩れ、転びやすくなります。膝が痛くて 歩けないのは、爪の異常や胼胝が原因だったということもあります。 高齢になると 爪も乾燥して硬く、厚くなり、放っておくと変形したり、割れやすくなります。 結果、足に力を入れにくくなったり、靴にあたって痛みが出たりする場合があります。悪化する と、歩行が困難になり、転倒の危険も。 また、寝たきりの高齢者が巻き爪になるのは、歩かない ことで足の裏からかかる圧力がなくなるためです。 糖尿病を患うと... 足先に血液が流れにくく なり、細胞に栄養や酸素が 十分に供給されなくなる 血流 障害 けがが 治りにくい 注意! 爪水虫(爪白癬)→爪が厚くなり、 手入れしにくく変形や割れて ケガのもとに 巻き爪→皮膚が傷つけられると細菌が 侵入し、炎症や化膿に 抵抗力 の低下 神経 障害 けが、やけどに 気付きにくい 感覚が鈍くなっていて、不自然な 歩き方でも気付かず違和感なく 歩けてしまうため、 →徐々に足が変形してしまう 胼胝ができやすく、胼胝の下に傷が でき、放置すると潰瘍になることも →足の裏からかかる圧力のバランスが 崩れ、巻き爪になる 感染症にかかりやすく 化膿しやすい 悪化すると足指を切断しなければならないケースも。 定期的なフットケアで足をきれいに保つことが 体全体の健康にもつながります。 フットケアの基本は、 1.足の皮膚と爪を日頃から観察する 冷たすぎる...血液の循環が悪く なっている。痛みを感じにくく なっているので、異常を自覚し づらくなる 赤くほてっている...炎症が 起きている可能性 足の温度は? 変色、傷 かかとのひび割れ かさつき 巻き爪 変形爪 爪の伸び過ぎ 胼胝 うおのめ 角質が厚くなっている 水虫 分厚くなると 足全体の血行を 阻害する 2.足を洗い、清潔に保つ 3.爪を手入れする(なるべくやすりを使う。 特に高齢者は変形爪や乾燥爪が多く、 爪切りやニッパーだと皮膚を傷つける・ 爪が割れるなどの恐れがある) 誤って傷を作らない ように 爪切りではなく なるべくやすりで削る ほぼ直線に なるように 深爪に 注意 爪の左右の端から 中央に向かって やすりをかける 4.皮膚、特にかかとのケア・保湿をする かかとのひび割れ、足裏の角化、胼胝は放っておかず、入浴後の皮膚が柔らかいときにやすりで 古い角質を取り除 きましょう。やすり目の細かいガラスやすりを使うと、皮膚を傷めず、痛くないので安心。保湿クリームの浸透も 良くなります。 靴の歴史が長く、フットケアの重要性が早くから認識されているヨーロッパでは、ガラスやすりが広く使われ ています。 生産国:チェコ共和国、材質:チェコ製強化ガラス ガラスやすり かかと・つめ用 皮膚のケアをする際は、 入浴後・足湯の後がおすすめです。 またはやすりを水で濡らして ご使用ください。 かかとなどの角質や 硬い爪は粗い部分で 粗い 爪のケアは 細かい部分で や 目 り す かかとなどの硬くなった皮膚のお手入れと 爪のケアの両方ができます。 やすり目が大変細かいので 皮膚・爪にやさ しく、痛くないので安心です。 爪切りやニッパーでは手入れ困難な 変形爪 や爪白癬のケアもできます。 使用後は水洗いでき、衛生的で 安心。 (熱湯消毒も可) 目減りがほとんどなく、繰り返し使えます。 細かい PBC 長195×幅20×薄3 mm 20g やすり面は両面 専用サックケース付 青・赤の2色 参考価格1,800円+税 m・y株式会社 奈良市学園朝日元町1-613-1 tel 0742-94-3052 www.myinc.co.jp
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