2015.7 足のトラブル～自分の足のこと、考えてあげましょう～おしゃれは足元から・・・なんて言われます。可愛い・かっこいい靴を履くために足が痛いのを我慢したりしていませんか？いつまでもステキな靴を履いて歩くことができるように、足を大切にしていきましょう。大学生に多い足のトラブルについて説明します。 1.外反母趾先天性の場合もありますが、親指が内側にくの字に曲がり、親指の付け根の関節が突出してきます。靴を履くことで突出した関節が当たって炎症を起こします。ハイヒールを履くことで足先に体重がかかったり、先の細い靴で足先が圧迫されることが原因となって起こります。徐々に症状がでてきますので、たまに自分の足の形を観察してみましょう。ひどくなると、手術をしないと治らなくなります。足の指を広げる運動や足のマッサージをすることで予防できます。 2.陥入爪（巻き爪）足のサイズより小さい靴や先の細い靴、ハイヒールなどで足先が圧迫されることで爪の端が内側に曲がってきます。曲がった爪が食い込んで痛みを伴い、化膿してきます。また、爪を短く切りすぎることで指の先端の肉が盛り上がり、爪が食い込む原因となります。足に合ったサイズの靴を履くことはもちろんですが、爪の切り方で予防できます。深爪しすぎず、爪の端を切りすぎないで爪が一直線になるように切りましょう。 3.靴擦れ誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。新しい靴を履いた時や足のサイズが合わない靴などで、靴の一部が皮膚に擦れて傷になります。アキレス腱部分によくできますが、足の裏や足の甲にもできます。予防として靴下やストッキングが効果的です。また、足に貼る被覆材や靴の中に貼るクッション素材や中敷きなども売られています。うまく活用して予防しましょう。他にも、なかなか治らない水虫、ヒールの高い靴でひねってしまい捻挫、夕方になると靴がきつくて歩くのが辛くなるほどのむくみ・・・などなど。心配なことがあれば保健衛生支援室まで相談に来てください。オシャレな靴を履いた日は足のマッサージをして次の日はスニーカーでカジュアルに！暑い日はサンダルで足を開放的に！など自分の足を大切にしてあげてください。＜参考サイト＞足のトラブル防ぐハイヒール選び 4 つのポイント：日本経済新聞桜美林大学保健衛生支援室