平成26年度 東かがわ市立白鳥幼稚園評価書 1.園の概要 幼稚園名 東かがわ市立白鳥幼稚園 園 住 所 園 児 数 学級数等 TEL (0879)-25-3515 FAX (0879)-25-3515 13名 男 子 13名 女 子 3歳児 4歳児 5歳児 合 計 0 名 11 名 15 名 26 名 0 学級 1 学級 1 学級 2 学級 園 長 1名 教 諭 2名 講師等 2名 合 計 5名 〒769-2705 香川県東かがわ市白鳥654番地 教 職 員 心身ともに健やかでたくましい子どもを育てる 教育目標 ・元気でたくましい子 目 指 す ・意欲的に行動できる子 児 童 像 ・心豊かで思いやりのある子 2.幼稚園評価書 自己評価 評 価 項 目 達 成 状 況 幼稚園関 改善に向けて 係者評価 ◎ 「生きる力」の基礎を育むために個や学級の実態に応じた適切な指導が計画的に行われているか 教 育 活 動 の 充 実 ・年間を通して各クラス毎に年齢や季節に 応じた課題運動(遊具や用具を使って)に 取り組んだ。個に応じた目標を立ててかか 様々な運動を通して、 わったり、興味をもっているものから取り 組んだことで、やってみようとする意欲に 体力の向上を図る つながった。また、講師を招いて相対運動 や柔軟体操にも取り組むことで、健康な体 作りを目指した。朝飯摂取率100%達成。 A ・季節の野菜やバケツ稲の栽培、小動物探 しや飼育に取り組んだ。地域の方と触れ合 いながら、年間を通して世話や調理をする 豊かな生活体験の充実 ことで、生活経験を広げることができた。 園外保育・栽培活動を通して、栽培、飼育 することの大変さや驚きや発見など様々な 体験を味わった。 A A ・園外の自然に目を 向け、地域の自然環 境(草花・小動物の 生息地、園児が安全 に遊べる場所など) を把握したい。 ・次年度も引き続 き、その時期にしか できない経験、直接 体験を計画的にしっ かりとさせたい。 ◎ 幼稚園教育の充実のために保護者や地域と積極的に連携し、共働した子育てがはかられているか 家 庭 と や の 地 連 域 携 ・地域の方々にゆったりとかかわってもら 様々な触れ合いを通し い、子ども自らかかわっていく姿が見られ て、人とかかわる力を養 始めた。様々なことを教えてもらい関心が う 高まり、継続的に活動することができた。 ・講演会の中で、朝ご飯作りやバルンアー 保護者へ子育てについて ト、親子体操など参加型が保護者の触れ合 の情報提供をしたり、学 う場にもなり、好評で参加者も多かった。 びの場を提供したりして ・1年間、生活習慣の大切さを知らせた。し 保護者の育成を図る。 かし、継続できにくい保護者もいる。 教 職 資員 質の 向 上 ◎教育課題達成を目指し、教職員の指導力を向上させるための研修に積極的に取り組めているか A B B ・保育カンファレンスを行う中で、自分の 保育を振り返り、様々な考え方や見方に気 付いた。また、内面理解も全職員で多方面 就学前教育を担う専門性 から探っていく事を常に心がけた。研究保 の向上に努める 育時に講師を招き、指導をしていただいた り、保育について話し合ったりした。講演 会報告や情報などお互いが提供し合った。 A 個人記録や行事反省を通 ・保護者アンケートを基に職員間で話し合 して教育計画の見直しを い、共通理解を図りながら、計画・実践・ 評価・改善を心掛けて保育にあたった。 図る A A ・年間計画や活動の意図、教師 のねらいを明確にした計画書を 作成し、今後も地域の方に保育 活動に参加、協力をしてもらえ るようにしたい。 ・保護者のニーズや実態に合わ せた情報提供を心掛けたり、家 庭教育学級等で保護者同士が学 び合えるような場を提供できる ように心掛けたい。 ・幼保・幼小連携の持ち 方、教師のねらい等を 事前にしっかり話し合 う。お互いのしている ことを知り、自分の保 育に生かしていく。 ・保育カンファレンス を通して、多方面から 全職員で見ていく。 ◎ 園児が安全に楽しい幼稚園生活を送るための環境を整えるとともに、様々な環境を有効に活用できているか 教 育 環 境 の 整 備 ・毎月園内の安全点検を実施、危険防止に 努めた。 安全管理と危機管理計画 ・火災、地震、津波、不審者を想定して訓 への対応の実施 練を実施。避難経路や場所を確認した。保 護者や小学校に協力を得ての訓練も実施。 幼児の興味関心に沿った 環境や子どもの育ちを支 援できる環境を整備す る。 ・子ども達が「やってみたい」と思った時 にすぐ取り組めたり、子ども達のイメージ を大切にし、自分でいろいろ試したり工夫 したりできるように素材や用具を提供し環 境を構成した。また、空き部屋を利用して 遊びが持続できるよう環境準備をした。 A A A ・研修会に参加すること で、まだ園で対応して おくべきことがあるこ とに気付く。会に参加 して情報を得るととも に、自分の園に置き換 えて対応を考えたい。 ・園周辺の環境の変化 により、避難経路の見 直しをする。 評価 A:十分達成できている B:おおむね達成できている C:やや改善の必要がある D:改善の必要がある C,Dの場合は改善策を記入 3.保護者等の意見 ◎どんな子どもに育って欲しいか ・他の人を思いやれる子(2名)、 ・自分のことは自分ででき、思いやる心のある子(1名) ・たくましく生きる力のある子(2名) ・相手の気持ちがわかる子(3名) ・優しい子(2名) ・元気で明るい子(2名) ・友達と仲良くできる子(1名) ・元気にのびのびと育ってほしい(2名) ・積極的で前向きな子(1名) ・根っこの強い子(1名) ・病気をせずに元気にすくすく育ってほしい(1名) ・どんな事にも諦めないで取り組める子(3名) ・ルールを守り、他人の気持ちのわかる子(1名) ◎幼稚園教育に期待すること。どんな経験や体験をさせてほしいか。 ・家庭ではなかなかできないこと(3名) ・道徳性(1名) ・安全な判断が自分でできる子(1名) ・個性を伸ばす教育(1名) ・集団行動ができる子(1名) ・友達とのかかわり(1名) ・普段家でできないことをさせてほしい(3名) ・保育時間がもう少し、長ければいいと思う(1名) ・同年代の子とコミュニケーションをとって、遊びや計画を立てて実行していく経験(1名) ・親・兄弟と異なる横のつながりを大切にできる経験(1名) ・幼児期にしかできない遊びや経験(1名) ・社会経験をさせてほしい。(1名) ・食育(1名) ・社会のルールに気付く。スタート前の準備(1名) ・自分たちでトラブルを解決しようとする努力をする事。それができない時にどうするかの判断(1名) ◎保護者の関心度 (A-よい B-だいたいよい C-あまりあてはまらない D-あてはまらない) ・幼稚園の教育方針や活動内容に関心をもっている。 (A42,9%・B57.1%・C0%・D 0%) ・幼稚園はルールを守る態度を養っている。 (A42.9%・B57.1%・C 0%・D 0%) ・幼稚園からの手紙や園便り、園長通信はよく読んでいる。 (A57,2%・B33.3%・C9,5%・D 0%) ・幼稚園行事・PTA行事には積極的に参加している。 (A90,5%・B9.5%・C0%・D0%) ・担任の先生と子どものことについてよく話をしている。 (A55.0%・B40%・C5%・D0%) ・家庭で幼稚園のことについて子どもとよく話をする。 (A60%・B30%C10.%・D0%) ・子どもに絵本の読み聞かせをしている。 (A35%・B50%・C10%・D5%) ・生活調べを活用し、生活習慣を身に付けようとしましたか。 (A55%・B35%・C0%・D10%) ・生活調べはよい生活習慣を身に付けるために役に立ちましたか。 (A50%・B45%・C0%・D5%) 4.自己評価講評 ・職員間で保育カンファレンスをしたり、悩みを話し合ったりする中で、幼児理解が深まったり、子どもの姿を多面 的に見たりすることができた。また、自分の保育を振返ったり、様々な見方、考え方が必要なことが分かった。 ・地域の方と交流する機会を多くもった。子どもたちにゆったりとかかわってもらったり、栽培などに対してアドバ イスをしていただいたりしたことで、生活経験が広がったり、継続できたりした。また、家庭菜園に関心を持ち始め た職員もいて、地域の教育力を取り入れることの必要性を改めて感じた。 ・保護者の学びの場として、保護者同士や親子で触れ合ったり、簡単な朝ごはんを作ったりする参加型の講演会を意 図して実施した。しかし、勤めをしている保護者が多いため、講演会の回数が限られているので、親近感をもつまで には至らないが、自分からクラスの保護者に溶け込もうとしている方が見られ始めた。 ・体力向上について、1学期は子ども達の興味ある運動からチャレンジしていくことで意欲的に取り組むことができ た。2学期からは不得意なことにも挑戦していけるよう時間をかけて少しずつ取り組むことで体力面だけでなく、心 情面でも成長が見られた。できる・できないだけにとらわれることなく、チャレンジしようとする前向きな気持ちを これからも育てていきたい。また、カンフー体操やサッカー教室など外部の講師を招くことで、職員が指導方法を学 ぶ機会にもなった。また、保護者にも参加、見学を呼びかけたことで、家庭でも実践できる内容のものや、幼児期の 体つくりの大切さを伝えることが出来た。 ・生活調べでは「早寝・早起き・朝ごはん」に重点を置き、クラス便り、園長通信、声掛けなどの方法で年間を通し て取り組んできた。家庭の中には、保護者や兄・姉に合わせた生活をしている家庭があり、特に年中組の習慣化が難 しかった。そこで、個々に実践可能な方法について話し合うことで、3学期には朝食の摂取率が100%、約75% の子どもが早寝・早起きの習慣が身に付いてきていると感じている。生活習慣の確立は保護者の協力が重要なので、 これからも「早寝・早起き・朝ごはん」の必要性を伝えながら引き続き取り組んでいきたい。 5.幼稚園関係者評価講評 ・地域の特性を生かし、地域の方との交流により、子どもたちの意欲的な行動につながる経験を重ねら れた事は貴重である。また、園PTA・地域との連携も深化している。少ない職員で様々な活動を計 画・実践するのも難しいと思うが一人一人の目標を明確にし、伸長しようとよく努力されている。
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