ロコモティブシンドローム(ロコモ) -運動器症候群-とは? 骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると、くらしの中の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきり の状態になる可能性が高くなります。運動器の障害のために、介護を必要とする状態や、要介護になる危険の高い 状態がロコモティブシンドロームです。 40 歳以上の男女の 5 人に 4 人が“ ロコモもしくはその予備群”と推定され、将来的に要介護者になる可能性が あります。女性は男性と比べて骨も筋肉も弱く、予備群になりやすいといわれているので、要注意です。 ロコチェックをしてみましょう □ 家のやや重い仕事が困難である □ 家の中でつまづいたり滑ったりする (掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど) □ 横断歩道を青信号で渡りきれない □ 15分くらい続けて歩けない □ 階段を上がるのに手すりが必要で □ 片脚立ちで靴下がはけない ある □ 2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度) どれか一つでも思い当たる方は、今日からロコモーショントレーニング(ロコトレ)を始め ましょう。 ロコモーショントレーニング(ロコトレ) 毎日の生活に『ロコトレ』を取り入れ、いつまでも 元気な足腰を保ちましょう。 開眼片脚立ち (バランス能力をつけるロコトレ) 転倒しないよう に、必ずつかまる ものがある場所で 行いましょう。 体調に 不安のある 方 は、医師に相談してから 行いましょう。 無理をせず、自分のペ ースで行いましょう。 スクワット(下肢筋力をつけるロコトレ) 膝がつま先より前に出ないように、 また、膝が足の人差し指の方向に 向くように注意して、お尻を後ろに引 くように身体をしずめます。 肩幅より 少し 広め に足を広 げ て 立 ち、つま 先は30 度くらい ずつ開き ます。 床に着かない程度に 片足を上げます。 左右1分間ずつ、1日3回行いましょう 5~6回繰り返します。1日3回行いましょう
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