調査項 目 沈降試験及び粒度組成 底 質中懸濁物質含量 (S P S S

( 2)
流 れ の状 況
流 れ の 状 況 は 、「第 6 章 6 .5 .2 .2 海 域 」 に 後 述 し た 。
( 3)
気象 の状況
気 象 につ い て は 、 気 象 庁 石 垣 島 地 方 気 象 台 の 最 近 5 カ年 の 地 上 気 象 観 測 結 果 を整 理
す る と と も に 、 事 業 実 施 区 域 に お け る 風 観 測 結 果 (2 0 0 0 年 1 2 月 ∼ 2 0 0 1 年 1 1 月 ) と 石 垣
島 地 方 気 象 台 の風 観 測 結 果 の 関 係 に つ い て 検 討 した 。
( 4 )土 質 の 状 況
事 業 実 施 区域 の 土 質 の 状 況 は 、 水 の濁 りに寄 与 す る土 砂 の沈 降 試 験 、 粒 度 組 成 及 び
河 川 、 海 域 の 底 質 中懸 濁 物 質 含 量 ( S
P
S
S)について、事業実施区域及びその周辺
を 調 査 対 象 と し て 現 地 調 査 を 実 施 し た 。 調 査 の 概 要 は 表 − 6 .5 .1.2(2 )に 示 す と お りで
あ る。
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表− 6 .5 .1.2( 2 ) 土 質 の 状 況 に 係 る 調 査 の 概 要
調査項 目
′\
沈 降 試験 及 び 粒 度 組 成
底 質 中 懸 濁 物 質 含 量 (S P S S )
調査地域
事業 実 施 区 域 及 び そ の 周辺
事 業 実 施 区域 周 辺 の河 川 及 び 事 業
実施 区域 前 面 海 域
調査地点
図 − 6 .5 .1 .2 (2 )に 示 す 事 業 実 施
区 域 の 代 表 的 な 地 質 (トム ル 層 、
琉 球石 灰 岩 層 ) の各 1 地 点 。
轟 川 :1 2 地 点
海 域 :3 9 地 点
照)
調 査 時期
平 成 1 5 年 12 月
平 成 1 5 年 8 月 18 ,19 日、 1 1 月 1 5 日
分析 方 法
沈 降 試 験 :J IS M O 2 0 卜 1 2
粒 度 組 成 :J IS A 1 2 0 4
底 質 中懸 濁 物 質含 量 簡 易測 定法
(S P S S 測 定 法 )注)
注) 底 質 中 懸 濁 物 質 含 量 簡 易 測 定 法 ( S
P
S
(図 − 6 .5 .1 .2 (2 )参
S測定法)
海 底 に 堆 積 し た 赤 土 等 の 土 壌 微 粒 子 を 測 定 す る 方 法 で 、 大 見 謝 (1 9 8 8 ) に よ り開 発 され 、 そ の
後 、 水 産 業 改 良 普 及 所 に よ り改 良 さ れ た 。 現 在 で も 赤 土 汚 染 の 標 準 的 調 査 手 法 と な っ て い る 。
< 測 定 手順 >
採 取 し た 底 質 試 料 を 「ふ る い が け 一 計 量 一 濁 水 の 調 製 → 振 り混 ぜ 一 希 釈 → 静 置 → 透 視 度 測 定 一
赤土 等 の 含 有 量 算 出 一 平 均 値 算 出 」 の 手 順 で 測 定 す る 。 赤 土 等 の 含 有 量 の 算 出 は 、 換算 一 覧 表 を
利用 し て 求 め る こ と が で き る ほ か 、 以 下 の 計 算 式 で 求 め る こ と も で き る 。
C = (( 1 7 1 8
÷
T ) − 1 7 .8 〉 ×
D
÷
S
C :底 質 中 の 赤 土 等 の 含 有 量 (k g/m 3)
T :透 視 度 (cm )
S :測 定 に 用 い た 試 料 量 (m L )
D :希 釈 倍 =5 0 0 / 分 取 量
6 −5 −4 7
絹■