委 託 平 件 名 設 計 書 仕 様 書 設 校 計 合 成 28 年 度 アスベストモニタリング調査業務委託 委託場所 川越市宮下町 2 丁目 7 番地 4 設 計 額 ¥ 積算原価 (¥ ) 委 託 の 大 要 川越測定局において、年2回大気中のアスベスト濃度を測定する。 委 託 の 理 由 大気中のアスベスト濃度を把握するため。 アスベストモニタリング調査業務委託 委 託 内 訳 書 名 称 1 分析費 ①位相差顕微鏡法 ②低温灰化+位相差顕微鏡 ③電子顕微鏡法 数量 単位 1 1 1 式 式 式 3 報告書作成費 1 式 4 諸経費 1 式 消費税 合計 金 額 摘 要 12 検体 2 検体 2 検体 2 サンプリング費 ①機器損料 ②設置回収費 ③運搬費 計 単価 消耗品含む 業務委託仕様書 1.総則 川越市(以下「発注者」という。)及び受注者は、「アスベストモニタリング調査業務委 託」に関し、契約書に定めるもののほか、この仕様書に従いこれを履行しなければならな い。 2.業務の内容 (1)委託期間は、契約締結日から平成 29 年 2 月 28 日までとする。 (2)本業務は、発注者が大気中のアスベスト濃度を把握するため、受注者が川越市内の大 気中のアスベスト濃度に係る調査(試料採取及び分析測定)を行うものとする。 3.調査方法、期間、地域及び検体数 (1)調査方法 「アスベストモニタリングマニュアル(第 4.0 版) (平成 22 年 6 月環境省) 」に定められ ている一般環境におけるアスベストの測定方法に準拠する。分析測定について、位相差顕 微鏡により総繊維数が 1f/L を超えた場合は、低温灰化後に位相差顕微鏡で再測定を行う。 その結果が 1f/L を超えた場合は、電子顕微鏡による測定を行うものとする。 (2)調査期間 試料採取は、夏期(8 月)と冬期(12 月)に 2 地点で行う。原則として、連続する 3 日 間で捕集を行うものとする。 (3)調査地域 調査地域名 住所 区分 川越測定局 川越市宮下町2丁目7番地4 一般環境(バックグラウンド地域) (4)検体数 検体数は 2 地点 3 日、夏期・冬期で合計 12 検体となる。過去の実績より、2 検体が総繊 維数 1f/L を超過し、低温灰化と位相差顕微鏡による再測定及び電子顕微鏡による測定を行 うと想定する。想定検体数に変更が生じた場合は契約変更を行うものとする。 4.提出物 (1)事前提出物 ・管理技術者届 ・業務従事者名簿 ・委託業務実施計画書 設置回収のスケジュールや緊急時の連絡体制等担当者の指示する内容 ・分析精度の管理に関する書類 標準作業手順書等担当者の指示する内容 ・公益社団法人日本作業環境測定協会が実施する「総合精度管理事業」の参加証の写しと 「サンプリング」の項目の合格証の写し ・公益社団法人日本作業環境測定協会が実施する「石綿分析に係るクロスチェック事業」 の A ランク認定証(認定対象項目:空気環境中の石綿計数分析)の写しとその者が受注者 の社員であることを示すもの、又は、一般社団法人日本環境測定分析協会が実施する位相 差顕微鏡によるアスベスト繊維計数技能試験の参加証の写しと「熟達試験所」認定証の写 し。 (2)報告書 ・年間報告書 ・電子媒体に調査結果等を入力したもの ・委託業務実施報告書 ・その他担当者の指示する書類 なお、報告書には次の事項を記載すること。 ・分析報告書(調査地域・日時、使用機器、採気量等の捕集条件、視野数、総繊維数濃度 等) ・調査地点図 ・気象データ(発注者が提供する風向、風速、温度、湿度) ・作業日報(現場野帳、分析野帳) ・写真(現場写真、分析写真) 分析写真は計数した繊維やアスベストがわかるようにすること。 ・精度管理に関する事項 ・考察 ・その他担当者の指示する事項 報告書は分析後速やかに提出すること。 また、報告書とは別に、夏期及び冬期の結果を電子メールで速報すること。 5.一般事項 (1)測定・分析上の注意 ・試料採取装置の準備・設置・回収、試料の採取及び分析等に係る全ての事項は、受注者 の負担及び責任において実施すること。 ・業務に従事する者は、十分な経験を有する者であること。 ・調査期間中は、1名以上配置することとし、解体工事の有無など周辺状況の確認を実施 すること。 ・位相差顕微鏡による測定、低温灰化後の位相差顕微鏡による再測定、電子顕微鏡による 測定が終わるたびに発注者へ報告すること。 ・異常値等が確認された場合は、速やかに発注者へ報告し、必要に応じて再測定を実施す ることとし、この測定は受注者の負担において行うこと。 (2)書類の保管 分析に使用した野帳、その他の関係書類は、報告書提出後3年間保存し、必要がある時 は提出に応じること。 (3)その他 仕様書に定めの無い事項、業務中に生じた疑義については双方が協議をして別途定める。
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