天竜精機 株式会社 駒ヶ根市/地域中核企業育成枠 事 業 名 高い転写率、高い段取り性を特徴とした印刷機の開発・事業化 必 要 性 部品の微細化が進む中で、クリームハンダ印刷の転写量の安定性を高めるために、印刷メカニズ ムの解析と材料特性に合わせた装置の制御技術の確立が必要となる。 成 果 目 標 実施 (検証) 事項 外 部 連 携 先 (連 携 内 容) 事 業 者 クリームハンダの挙動解析、位置合わせ精度向上、印刷条件設定システム 版離れシミュレーション、ガラス基板位置補正、印刷条件フィードバック 信州大学(流体解析)、長野県工業技術総合センター(材料分析及び加工技術アドバイス) ティオクリエイト(微細ハンダ)、イトウプリント(精密印刷マスク)、CKD(3D検査) 名 天竜精機 株式会社 代 表 者 小野 賢一 所 在 地 〒399-4321 長野県駒ヶ根市東伊那5650 TEL・FAX U R L TEL 0265-82-5111 FAX 0265-82-5857 http://www.tenryuseiki.co.jp/ 資 金 6,300万円 数 105名 従 本 業 員 設 立 年 月 日 昭和34年12月28日 主たる事業内容 省力専用機器設計・製造、基板周辺自動化装置の設計・製造 助成事業の実施経過 新型粘度計の粘性特性解析精度向上と商品化実施 クリームハンダの挙動シミュレーションの基礎確立 ガラス基板による位置決め補正ソフト開発 サーボ制御によるハンダ押し込み圧力制御システム開発 3D検査装置からのデータフィードバック実施 得られた成果、特筆すべき事項(競争力、市場性、販路等) 新型粘度計 新型粘度計は±5%の精度を達成し、商品化ができた。 印刷条件の割り出しのみならず、クリームハンダの選定および材料 開発にも応用でき、市場が見込める。 シミュレーションの基礎を確立し、実用化の目途が立った。 位置決め補正は±5μmの精度が確認できた。 ハンダ押し込み圧力制御システムは、印刷条件のデジタル化が可能 になり、競争力のある商品である。 今後の課題、次年度以降の事業継続フロー クリームハンダの挙動シミュレーションは、現状では無次元変数と 単相流体によるものである。今後、実際のクリームハンダに近い流 体の解析を可能とするために、実験によるデータベース作りを並行 させながら研究を進める。 ハンダ押し込み制御システムは、実用化に向けた使い勝手の改良と コスト削減を進める。 新型粘度計による粘性特性解析データと、3D検査装置による印刷 結果のデータとを関連付けてデータベースを構築する。 18 シミュレーション 圧力制御システム
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