A = 7×10 QR = 4.53×10 4 K, E = 8×10

地球連続体力学(最終の宿題) 締切:2015年2月12日(木)午後2時 提出先:5号館2階の周知掲示板横のレポート回収ボックス (卒業判定対象者は、理 8-312 室の扉の横の袋へ、2月6日(金)午後5時まで) [1]Shearer’s Book の問題 2.12 (a)から(e)まで。 [2]実験式として歪み速度と応力の関係は、非ニュートン流体として、 e = Aσ exp(−Q / RT ) n
と表わされる。これによって粘性率 η の温度依存性が σ
= 2ηe より求まる。 一方、地下の温度は深さと共に増加するので、粘性率は増加する。粘弾性体
のモデルから得られる粘性緩和時間は、 τ = 2η E で与えられる。E はヤング
τ より短い深さでは、応力の解放は粘性的で
率である。そして、変形の時間が
€
なく、弾性的に応力が支えられる。このことにより、次の問いに答えよ。 (1)粘性率 η についての定式を求めよ。 τ の深さ変化を求めよ。 (2)海洋リソスフェアの深さ5〜80km の
€
(3)海洋底での変形の時間スケールが1Ma および 100 Ma のそれぞれの過程 €
について、弾性体として振る舞うプレートの深さ(つまり、弾性−粘性とし て振る舞う境界面の深さ)を求めよ。 ただしここでは, €
A = 7 ×10−14 Pa -3sec−1, n = 3
Q R = 4.53 ×10 4 K, E = 8 ×1010 Pa
で、また海洋リソスフェアの典型的な値として、 σ = 100 MPa, T = 300 + 12z ただし €
z は深さ(km)で、Tは絶対温度が単位である。 €
[3]講義ノートの問題5−7、および5−12。 また、式(5.39)の結果を利用して、プレート年代が 10, 20, 40, 60, 100, 150, 200 Ma のそれぞれについて、plate cooling モデルの温度の深さ分布を求めよ
(できたら図示すること)。なお、各種のパラメターの値は、講義ノートに取り
上げたものを用いること。(注:適当な n で打ち切ることが大切で、n を示せ)