南木曽町地域おこし協力隊 活動報告vol.8 (166kbyte)

広報
南木曽町地域おこし協力隊
活動報告 vol.8
議会だより
伊藤 恵理
こんにちは。去年より地域おこし協力隊として活動をしている伊
藤恵理です。
南木曽町に来て2年目となり、やっと訪れた春を嬉しく思う反面、
公民館報
時間の経過の早さに驚きます。また、引っ越しをして見える風景も
違ったものになりました。今の季節は朝早く日が昇り、日が落ちる
のも遅い分、一日を長く楽しむことができます。ただ、地域の人に
言わせると、仕事が終わって帰ってきてもまだ明るくて仕事ができ
皆さんの個性溢れるお皿です
るから、余計に疲れてしまうのだとか。そういえば、私のお隣さんは朝早くから車を走らせ忙しそうです。
今は、自分の鍛金と美術という分野を生かしてできることをして
いきたいと思っています。こだわりの匠市ではワークショップを、
公民館活動では鍛金教室を始めさせてもらいました。私がかつてそ
うだったように、叩いたときの音の大きさに驚く子どもや、一筋縄
ではいかない金属に大人たちも奮闘していました。アートを通じて
感じるワクワク、驚きをみなさんに感じてもらえるように、7月は
ドキュメンタリー映画の上映会、8月は妻籠宿でのワークショップ、
また9月は公開制作と展覧会を催す予定でおりますので楽しみにし
伊藤もただいま作製中です
ていてください。
熊谷 洋
南木曽町に暮らし始めておよそ 2 ヶ月が経過しました。地域の人々の優し
さ、温かさに支えられ、少しずつ町に溶け込めていることを実感しています。
現在、私は上の原地区に借りている自宅の古民家を農家民宿として今夏
オープンするべく、自宅の改装と畑仕事に日々勤しんでいます。どちらも初
めて挑戦することなので試行錯誤の連続ですが、徐々に自宅が民宿然とした
姿に変わってきたり、何もなかった畑にいくつも畝ができ、野菜たちが芽を
出していたりするのを眺めると、ささやかな達成感とアドバイスや手伝いを
してくれる方々への感謝の気持ちでいっぱいになります。
農家民宿の名前についてはたくさん悩みま
ゲストハウスのアプローチにて
したが、人と人、人と自然の結び目になりたいという想いを込めて「ゲスト
ハウス 結い庵 /Guesthouse Yui-an」と名付けました。旧中山道沿いの立
地を活かし、そこを歩く海外からの観
光客を迎え入れられたら、と考えてい
ます。
また結い庵では、誰もが気軽に参加
できるような講演会、上映会やワーク
ショップも企画していく予定です。町
の方々の中に溶け込み、少しでも喜ん
でもらえるような場所を作っていきた
雰囲気のある囲炉裏
3 2015.7.1
NAGISO
大人数を収容できるフリースペース
い。
そんな想いで毎日取り組んでいます。