活動報告９杉野明日香 vol. 南木曽町に住み始めて３ヶ月が経とうとしています。生活にも慣れ、名前を覚えてくださる方も増えて、徐々にこの町に馴染んできたかと思います。３ヶ月間の活動は主に南木曽町を知ることと、活動に役立てる為の講習会に積極的に参加をしてきました。南木曽町の自然はとても素晴らしく、朝も夕も晴れた日も雨の日も刻々と変わりゆく山並みの美しさや、暖かくなるにつれて濃くなっていく緑や色とりどりの花たちに日々足を止めて見入っています。そして自然豊かな土地だからこそ今も残っている山野草の食文化に触れる事が出来ました。いたんどりの会にお邪魔して初めてイタドリ料理をいただき、広瀬のサロンでは朴葉巻と朴葉寿司作りに参加させていただきました。また、猪肉を譲り受けて初めて猪肉を調理し食べました。どれもとても美味しく、この土地の食の豊かさに驚きました。これは、南木曽町の大きな魅力の一つだと思います。今後はさらに南木曽町の魅力を集めていくとともに、食に関わるイベントの企画などをしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。朴葉巻と朴葉寿司南木曽町地域おこし協力隊掃除イベントを開催し、不用品整理を行いました先背負っていくものの大きさを実感しました。私は妻籠の住人でもなければ、町並み保存運動が始まってからの半世紀を生きてきたわけでもありませんし、この１年勉強させて頂いているとはいえ、まだまだ知らないことばかりです。ただ興味があります。そして、これから町並みにお住いの皆さんが考える地域の課題についてもっとお話を聞いて、その課題を解決するためのきっかけづくりが出来たらなぁと改めて思いました。最近の活動では、︵財︶妻籠を愛する会の協力を得て、宿場の中に在る１軒の空き古民家の活用について検討しています。掃除イベントを開催し内部を綺麗にして、今後妻籠宿の実地調査のためにやってきた学生さんが集ったり、地域の方々が懇談したりできる場所になればと考えています。少しずつ少しずつではありますが、進めていきたいと思います。公民館報南木曽の自然松林沙紀議会だより先日久しぶりに、学生時代に卒業論文を執筆する際に調査をさせて頂いた愛知県豊田市にある足助の町並みにお邪魔しました。当時お世話になった住民の方と雑談をしていると、妻籠宿の話題になりました。﹁妻籠は最近どうなの？﹂と。﹁妻籠のことは今まで参考にして、勉強させてもらってきた。これからもお手本であって欲しいから、最近の動向が気になるんだよねぇ。﹂という風に仰っていました。その時に、今まで妻籠が成し遂げてきたことと、この広報 NAGISO 11 2015.8.1 活用を検討しているまつや（旧本多家住宅）