成立事例（宮城県・男性のケース） ○ 津波で自宅と経営していた会社の社屋が流失。会社はその後、破産し、現在仮設住宅に居住している。 ○ 震災後、転職し給与収入があるが、破産した会社の保証債務があり、また、仮設住宅を退去後は住居費負担が発 生することから、今後の返済が困難になると思い、「個人版私的整理ガイドライ ン」を利用することとした。 ○ 銀行の担保になっている自宅跡地（底地）は、防災集団移転促進事業により買上げが予定されているため、買上げ 代金を銀行に返済することとした。 ○ その結果、それでも残る借入金と破産した会社の保証債務について免除を受けることができた。 ガイドライン成立前の借入残高 借入先 借入残高① ガイドライン成立後の借入（債務）免除結果 成ガ 立イ 後ド ラ イ ン 債務整理による 返済額② 返済方法 免除額 ①-② （自宅跡地買上げ代金） 1,370万円 自宅跡地買上げ代金を買上 30万円 ※買上げ予定価格未定 げ時に一括返済 ※買上げ予定価格 のため最大値 A銀行 （住宅ローン） 1,400万円 B銀行 （会社の保証債務） 3,600万円 0円 － 3,600万円 Ｃ銀行 （会社の保証債務） 2,000万円 0円 － 2,000万円 － 約6,970万円 合計 約7,000万円 約30万円
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