「物理基礎」で飛ばした内容 No.02 組 番 氏名 4 自由落下・鉛直投射 地上から高さ 8.0m の所より小球 A を自由落下させると同時に,地上から小球 B を初速度 8.0m/s で鉛直上方へ投射した。 2 球は地上に落下する前,同時に同じ高さの点を通過した。重力加速度の大きさを 9.8m/s2,鉛直上向きを正とする。 (1)同じ高さの点を通過するまでの時間 t〔s〕と,その高さ h〔m〕を求めよ。 (2)同じ高さの点を通過するときの A と B の速度 vA,vB〔m/s〕を求めよ。 ヒント (1) 同じ高さ→Aの落下した距離+Bの上昇した距離= 8.0 m ・距離は公式で計算する。 ・Aは自由落下、Bは投げ上げ、gの符号に注意! 1、三角関数を使った問題 sin θ = 例題 7 a c cos θ = b c tan θ = a b p45 軽い糸に重さ(重力の大きさ)10N の小球をつけ,天井からつるす。小球を水平方向に力→ F で引き,糸が天井と 30° の角をなす状態で静止させた。 (1)糸が小球を引く力の大きさ T〔N〕を求めよ。 (2)力→ F の大きさ F〔N〕を求めよ。 ただし,ルート 3 = 1.7 とする。 水平方向右向きに x 軸,鉛直方向上向きに y 軸をとる。 (1)糸が引く力の x 成分と y 成分の大きさは,図のようになる。 y 軸方向の力のつりあいより Tsin30° - 10 = 0 よって T = 10/sin30° = 20N (2)x 軸方向の力のつりあいより F - Tcos30° = 0 よって F = Tcos30° = 20 × √ 3/2 = 17N 類題 10 p60 図のように,傾きの角がθ のなめらかな斜面上にある小物体(質量 m〔kg〕 ) を,斜面方向上向きに F〔N〕の力で引き上げる。このときの小物体の加速度 の大きさ a〔m/s2〕を求めよ。重力加速度の大きさを g〔m/s2〕とする。
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