アート&デザイン創造・発信事業業務委託仕様書 1 趣 旨 これからの本県工芸について、産業と文化の両方の視点からの人材の育成を行うとと もに、文化施設等を活用した本県の優れた工芸作品の魅力を発信し、アートとデザイン を活用した産業・文化の活性化と魅力ある地域づくり等を目指すこととしている。 本業務は、新しい美術館の開館に向けた機運醸成を図るためのイベント等の開催とと やま国際工芸シンポジウム(仮称)等の開催に係る企画・運営・広報等を行う事業者を 公募するものである。 2 委託事業名 アート&デザイン創造・発信事業 3 委託期間 契約日から平成29年3月31日まで 4 具体的な業務の内容及び考え方 (1)新しい美術館の開館に向けた機運醸成等・・・1年間かけて ・プレイベントの開催・・・ (1回開催) 【夏後半~秋頃 富岩運河環水公園等】 (例:アートに関するイベント(アーティストによるアートパフォーマンスや美術 愛好著名人を起用したトークイベント) 、これまで実施してきたワークショップ作 品の展示、若手作家・職人・学生等の作品を展示・販売するアートマーケットな ど) ・現場見学会等の実施(2回開催) 【第 1 回:夏、第2回:秋 美術館建設地(富岩運河環水公園西地区)等】 (例:デザインや建築を学ぶ若者を対象とした現場見学会・座談会、一般の方を対 象とした現場見学会など) ・ワークショップの開催(3回以上開催) 【第1回:夏、第2回:秋、第3回:冬 富岩運河環水公園、近代美術館等】 (例:子どもから大人まで対象の造形の回、イベントに併せ、親子で気軽に参加で きる回、中学生以上対象のデザイン制作の回など) ・東京での記者会見・交流会の開催(メディア・旅行関係者等)(1回開催) 【平成29年2月頃 都内】 (例:都内で美術館の開館や開館記念展等の発表、内覧会の周知等) (2)とやま国際工芸シンポジウム(仮称)・・・9月上旬 ・著名な外国人デザイナーによる基調講演、パネラーを囲んでのシンポジウム等 【9月3日(土) 富山国際会議場ホール(予約済)】 (注)招聘パネラー3名を想定しており、うち1名はイタリア(ミラノ)から招聘 を見込んでいる。 また、パネラーの謝金については、総額で1,000千円を見込んでいる。 (注)招聘パネラーと外国人パネラー対応のアテンダントの富山県内での宿泊先に ついては、別途県で手配済みであり、本委託業務には含まれていない。 (注)シンポジウム終了後、ANAクラウンプラザホテル(予約済)でパネラーら との交流会が予定されているが、本委託業務には含まれていない。 ・著名な外国人デザイナーらによる県内工房視察や出前講座 【9月2日(金) 高岡市・南砺市内での工房視察、出前講座を想定】 (注)県内移動にかかる手段は、公用車を予定している。 ・県内工芸作品のミニ展示、ワークショップ等 【9月3日(土)~4日(日) 富山県民会館 1Fロビー、ギャラリー(予約済)】 ・工芸作品の魅力発信に向けた新たなタイアップ企画の提案等 【○ 仮 9月2日(金)~8日(木)の1週間程度をタイアップ期間と位置付けて開催】 (例;工芸作品と食のコラボ企画、市町村関連事業との連携など) ・「国際工芸サミット構想」実現に向けたPR用リーフレットの作成 (例;本構想の実現に向けた知事コメント、とやま国際工芸シンポジウム(仮称) の実績概要等を掲載したPR用リーフレット A4版) (3)県有文化施設を活用した工芸作品展示等・・・1~3月を想定 ・若手作家や学生らの作品の展示等 (例;富山県民会館1Fロビーなどにおける作品展示、トークショーなど) (4)その他、受託事業者の提案によるもの ・受託予定金額の範囲内での効果的なPR等 5 業務スケジュールの想定(GW前の契約締結を想定) 区 分 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 新しい近代美術館の機運醸成 上 <プレゼンテーション> 中 <受託事業者決定・契約> 下 ○打ち合わせ ○打ち合わせ 県有文化施設 ○打ち合わせ 上 中 下 上 中 下 上 ○現場見学会・座談会 中 下 上 ○ワークショップ ○パネラーの旅券等手配 中 下 ○シンポ広報 上 ○シンポ(国際会議場) ○ワークショップ 9 月 とやま国際工芸シンポ 中 下 上 ○現場見学会 10 月 ○プレイベント ○国際工芸サミット構想PR 冊子の作成 ○ワークショップ 中 下 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 上 中 下 上 ○ワークショップ 中 下 上 ○県有文化施設での展示 中 下 上 中 下 上 中 下 ○記者会見・交流会(都内) 6 その他 (1)委託業務により新たに生じた著作権については、全て富山県に帰属するものと します。 また、受託者は、本委託業務の実施のために必要な第三者の著作権・肖像権に ついては、事前に書面にて許諾を取得するとともに県にその旨を書面により報告 をお願いします。 (2)本仕様に不明の点がある場合、また明記のない事項については、速やかに富山県 生活環境文化部文化振興課まで連絡し、その指示を受けてください。 (3) 各制作物については、都度、成果品とともに完成形状態のものと使用している 素材の電子データをDVD等のメディアに格納し提出してください。
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