与党による農林水産分野のTPP対策に関する全中会長談話

プ レ ス リ リ ー ス
平成27年11月18日
報道関係 各位
全国農業協同組合中央会
( J A 全 中 )
与党による農林水産分野のTPP対策に関する全中会長談話
本会会長の奥野長衛は、別紙のとおり談話を発表いたしましたの
で、ご案内いたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
全国農業協同組合中央会(JA全中)広報部広報企画課
電話:03-6665-6010 FAX:03-3217-5072
Email:[email protected]
担当:加藤、古林、井上
全中会長談話
自民党、公明党のそれぞれにおいて、農林水産分野のTPP対策
がとりまとめられた。
今回のとりまとめは、輸入による主食用米への影響を遮断する措
置や、法制化・補てん率の引き上げをはじめとする畜産経営安定対
策の強化など、我々の要望も反映し、さまざまな分野において抜本
的な措置を約束していただいたものと受け止めている。
政府・与党には、生産現場の不安を払しょくするため、今回の内
容を丁寧に説明いただくとともに、この内容に基づく政府の中長期
的な対応方針をすみやかに策定いただき、持続可能な農業の将来へ
とつなぐ息の長い政策を具体化していただくことを期待する。
我々としても、それら対策の内容を生産現場に周知・徹底してい
きたいと考えている。
今後、我々JAグループは、国民の理解を得つつ自己改革を実践
して、新しい時代において後継者が確実に育つ、しっかりとした農
業の実現に取り組んでいく。
消費者の信頼にこたえ、安全で安心な国産農畜産物を持続的かつ
安定的に供給するよう努め、農業の新たな分野にも果敢に挑戦しな
がら、農業者の所得増大や地域の活性化に、全力をあげて貢献して
いく。
平成27年11月18日
全国農業協同組合中央会
会長 奥野 長衛