平成27年度 事業経過報告 平成28年8月 全国農業協同組合中央会 1 目次 Ⅰ 農業者の所得増大等に向けた農協改革・中央会改革 Ⅱ 持続可能な農業の実現 Ⅲ 豊かで暮らしやすい地域社会の実現 Ⅳ 経営基盤強化 Ⅴ 国民理解の醸成 Ⅵ 中央会の機能発揮に向けた実践管理と体制整備 * 平成27年度全中事業計画の柱立て 2 Ⅰ 農業者の所得増大等に向けた 農協改革・中央会改革 1.新たな中央会制度への移行に向けた改革の検討・実践 【総合審議会答申】 ・中央会は、会員の意思に基づくJAグループの結集軸としてJA の自己改革を支援する組織に ・代表機能、総合調整機能、経営相談機能を発揮 2.JAグループ自己改革の実践 【第27回JA全国大会決議・実践】 ・ JA・県域・全国域の各段階で自己改革工程表を作成 ・地区別JA中央会自己改革実践担当部課長会議を開催 ・「JA自己改革工程表策定等に関する手引き」を作成 3 Ⅱ 持続可能な農業の実現 1.東日本大震災の復興・支援対策の実施 2.TPP・EPA(経済連携協定)交渉等への対応 3.JAグループとしての新たな農政運動体制の確立 4.所得増大をはかる品目別政策の確立と推進 ・飼料用米生産拡大 過剰作付解消 前年比1,000円程度上昇 ・畜産クラスターが新たに措置 ・ 2015ミラノ万博協賛企業代表 ・ JAグループ地理的表示保護制度活用マニュアル 12産品登録 5.都市農業振興・都市農地保全対策の確立と推進 ・4月「都市農業振興基本法」成立 28年度税制改正大綱で足がかり 6.JA営農・経済改革実践運動の展開 ・全国4連合同開催の県域担い手サポートセンター会議の開催 ・全県域における「県域担い手サポートセンター」の設置 4 Ⅲ 豊かで暮らしやすい地域社会 の実現 1.JA支店等を拠点としたJA地域くらし戦略の展開 ・ 「『JAくらしの活動』の進め方と実践のガイド(改訂版)」の発行 ・「『JA食農教育』 の推進にかかるJA全国機関支援策一覧」をと りまとめ 2.人が「動き」「集う」幅広い交流(つながり)による事業展 開 3.住み慣れた地域での「助けあい」を軸とした地域セーフ ティネットの構築 ・介護保険事業所への個別コンサル 5 Ⅳ 経営基盤強化 1.経営基盤戦略の策定・実践 ・経営管理高度化、JA個別支援・研修会 2.協同組合としての職員教育の実践 3.次代へつなぐ組合員基盤強化・組織活動支援の実践 ・女性のJA運営参画3目標(正組合員の25%以上、総代の10%以 上、理事等2名以上達成)79JA 4.JA経営の健全性向上の実践 ・農林年金一時金選択推進、不祥事ゼロ運動 5.法令・税務・労務等の指導 6.情報システム基本構想の実践 ・新たな共同運用センタースキーム 7.JA等の監査の実施 6 Ⅴ 国民理解の醸成 1.JAグループの考えを訴求する「農政広報」の展開 ・会長定例会見 ・NHK食料フォーラムのテレビ放映 2.「食・農・地域・JA」への理解を求める「JAグループ統 一広報」の展開 ・AERAムック「JA byAERA」(JAの活動を一般へ紹介) 3.協同組合組織等との連携と協同組合間協同の実践 7
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