ゴム相場下落の背景 その2 ドル高=ドル建て国際商品安 (山本) 北辰物産株式会社 『波動展望の部屋』 http://www.hoxsin.co.jp/hadoutenbou/ 作成:山本 毅 [email protected] ☎ 0120-253-277 国際原材料相場は、それぞれの需給バランスに基づいて動くが、もう一つの大きな変動要因は 為替である。ドル高なら通貨デフレ効果によって下落、ドル安ならインフレ効果で上昇する。 (5) QEバブル崩壊 での揺れ返し暴落 BRICsバブルと欧米 不動産バブル崩壊に よるリーマンショック (4) QEバブ ル=過剰流動 性で国際商品 投機過熱 (1)プラザ合意による 米国救済的ドル安 (2)逆プラザ合意によるドル高 とITバブル (3) BRICs高度成長と新 興国投資に よるドル流出 でドル安国際商品高 米連銀の金融緩和 終了でのドル高 (1) 1985年のプラザ合意により、不況下にあった米国経済を救済するために国際協調によるドル安政策が採られ、ドルが長期下落となり、ドル建て商品相場は上昇した。(2) 1995年、米国がドル高政策へ転換 (逆プラザ合意)、強いドルを標ぼうして世界の投機マネーを米国へ集中、またIT革命による高度成長=ITバブルが発生、ドル高が進み、その反動でドル建て国際商品は下落した。 (3) 2000年3月に米ナスダック が大天井をつけて暴落、ITバブルが崩壊したが、その後は中国を中心とするBRICsの高度経済成長へとシフトし、BRICsや新興国、資源国への投資が活発化、その反動でドル安が進んだ。BRICs需要、ドル安を 受けて国際商品は大上昇するが、それもリーマンショックで弾ける。 (4) リーマンショック対策で米連銀が超金融緩和を開始、過剰流動性が発生、投機熱からバブル化し、ドル安と国際商品全面高が発生した。 (5) しかし、株と債券は潤ったが、実体経済は改善せず、2011年をピークにQEバブルは崩壊開始、2014年後半からは米連銀の金融緩和終了によるドル高で国際商品は下落を加速させている。 このレポートは将来の見通しの適確性、あるいは収益性を保証するものではありません。各トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。このレポートの筆者も発行人も金融、 あるいは商品市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。先物、あるいはオプション取引は高リスクを伴うと考えられています。 42
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