手術あり患者の肺塞栓症の発生率

診療に係る項目
手術あり患者の肺塞栓症の発生率
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● 項目の解説
肺塞栓症は血栓(血のかたまり)が肺動脈に詰まり、呼吸困難や胸痛を引き起こす疾患で、程度によっては死
に至る場合もあります。長期臥床や骨盤部の手術後に発症することが多く、入院中においては適切な診療に
より、かなりの部分が予防可能です。
が
● 当院の実績
0.1
0.09
0.08
0.07
0 06
0.06
0.05
0.04
0.03
0.02
0.01
0
0.09
単 位
│
%
期 間
│
年間
0.09
備考・コメント
エコノミークラス症候群が肺塞栓症の一種とし
エコノミ
クラス症候群が肺塞栓症の 種とし
て有名ですが、長期臥床や骨盤部の手術後に
発症することが多い疾患です。
弾性ストッキングの使用などの予防対策を適
切に実施しています。
0.03
0.02
平成25年度国立大学病院平均値 0.23%
H22年度
数式│
H23年度
H24年度
H25年度
分子:入院中に発症した肺塞栓症の患者数
分母:全入院患者数
● 定 義
敗血症リスクの高い患者に対する、肺塞栓症の発生率(%)です。
KYOTO UNIVERSITY HOSPITAL 2015
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/