機構学

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
CS26
電子
4年・通年
機構学 : Mechanism
2(100)
必修
履修単位
教 員 名
授
業
概
要
吉田 哲哉 : YOSHIDA Tetsuya
副担当教員
① 本科目で、専門分野の知識・技術を活用して、ものやシステムを造る、あるいは運用管理する基礎能力を習得する。
② 学習内容は、機械を構成している各機素の形状、配置、組合せやそれによって生じる運動などである。
③ 演習として様々な機構の運動解析を行い、本科目の理解を深める。
④本科目は、工業力学,設計製図に関係している。
到 達 目 標
評 価 方 法
(1) 機構における速度、加速度について説明、作図及び計算ができる。
(2) リンク機構について説明、作図及び計算ができる。
(3) 摩擦伝動機構について説明及び、各部寸法、角速度比が計算できる。 評価方法は、①4回の試験、②小テスト、レポート等を総合して評価する。
(4) カムの種類について説明でき、板カムの輪郭曲線の作図ができる。
評価配分は、①80%、②20% とする。
(5) 歯形曲線について説明でき、インボリュート歯車の各部寸法、すべり
率、かみあい率を計算できる。
学 習
教育目標
授
業
計
画
週
COCとの
関連性
前 期
項 目
内 容
1
ガイダンス
2
D-(2)
JABEE基準
週
-
後 期
項 目
内 容
シラバスの確認、授業内容・予復習・
評価方法についての説明
16
摩擦伝動機構2
だ円の性質
機械と機構1
機械、機構、機素、対偶、自由度
17
摩擦伝動機構3
角速度比一定の転がり接触
3
機械と機構2
連鎖、固定連鎖、限定連鎖、不限定連
鎖
18
摩擦伝動機構4
摩擦車
4
機械の運動1
運動の種類、瞬間中心、瞬間中心の
軌跡
19
摩擦伝動機構5
変速摩擦伝動装置
5
機械の運動2
瞬間中心の数、三瞬間中心の定理、
瞬間中心の求め方
20
カム装置1
カムの種類、カム線図
6
機械の運動3
機構における速度、分速度
21
カム装置2
伝動と圧力角
7
機械の運動4
機構における相対速度
22
カム装置3
基礎曲線とカム線図
8
機械の運動5
機構における速度の求め方
23
カム装置4
緩和曲線
9
機械の運動6
機構における加速度
24
カム装置5
板カムの輪郭
10
リンク機構1
リンク機構、四節回転連鎖、回転-揺
動機構
25
歯車装置1
歯車歯形としての条件
11
リンク機構2
二重回転機構、二重揺動機構、思案
点と死点
26
歯車装置2
歯車に関する用語、モジュール
12
リンク機構3
スライダクランク機構
27
歯車装置3
インボリュート
13
リンク機構4
回りスライダクランク機構、揺動スライ
ダクランク機構、固定スライダクランク
機構
28
歯車装置4
インボリュート歯形
14
リンク機構5
両スライダクランク機構
29
歯車装置5
かみあい率
15
摩擦伝動機構1
転がり接種、輪郭の求め方
30
歯車装置6
滑り率
授業方法
注意事項
(自学自習を含む)
教科書・参考書
授
業
計
画
学生とのコミュニケーションをとりながら、要点の説明を行う。ポイント毎に演習問題を行い理解を深める。
シラバスの項目・内容を確認して、教科書で予習をしておくこと。授業で学んだ後の復習を欠かさないこと。教科
書、ノート、電卓、三角定規、コンパス等、指示されたものを持参すること。数学で学習した三角関数や微分をしっ
かり復習しておくこと。
機構学(森田鈞、サイエンス社)