平成26年度学校自己評価表(西武学園文理小学校)

平成26年度学校自己評価表(西武学園文理小学校)
平成27年4月 目指す学校像
重点目標
英語のシャワーで、世界の新トップエリートを育てる。(体験学習を通して、あ
らゆる面でのバランスのとれた人格形成を目指す。)
「心」「知性」「国際性」の3点を身につけた児童の養成を重点とした授業展
開、生活指導体系の確立
学
校
自
年 度 目 標
No.
心
を
課 題 項 目
人間性あふれる
心豊かな
子ども育てる
て
文理ファミリーの一員
として
る
誇りを持って行動できる
校風の育成
性
学ぶことの喜びを
体感し
自ら学び考える
習慣をつける
2 を
育
て
る
国
際
性
を
3 育
て
る
小・中・高 一貫
教育体制 の確立
真の国際人に
なるための
基礎を培う
評
達成度
価
ほぼ達成(80%以上)
概ね達成(60%以上)
変化の兆し(40%以上)
不十分(40%未満)
年 度 評 価
課 題 項 目の達 成 状 況
自己
評価
優しい心と感謝の気持ちを育む。(各種行事や体験・縦割り活 縦割り活動、通学班活動、ペア活動により、
動・ペア活動・登下校班を推進し、異学年間の交流を通し、助け 上級生としての自覚と責任や上級生が頼りに
されている様子などが見られる。
合い、協力、思いやり、優しさなどの心を育成する。)
A
表彰や点鐘を楽しみにし、また、次も頑張ろ
うという意欲と称賛する雰囲気がある。
A
学園の中に息づく、ホスピタリティ精神や文
理ファミリーとしての意義と誇りを伝え、理解・
協力を得るよう努力してきた。卒業生の学校
訪問および卒業生の体験講話や東大ツアー
のナビゲーターなど文理ファミリーの一員とし
ての意識が高まりつつある。
学ぶ楽しさと共に基礎学力の徹底を図る。文理中学校へつな 各種体験学習、英語・漢字・論語検定、学
げるより高い学力と考える力を培う。プレゼンテーション力を鍛え 年を超えた英語・算数オリンピック等を学習計
画に入れ、効果を上げている。
る。
本校の卒業生の教育講話などを取り入れ、文理ファミリーとし
ての誇りと、先輩への憧れ、そして夢を持ち夢に向かって一層の
努力をしようという意欲を育てる。教育の充実と、情報の開示お
よびわかり易い広報に努め、保護者の信頼と理解を深めると共
に、快い協力が得られるようにする。
次 年 度 へ の 課 題
意 見 ・ 要 望 な ど
引き続き、明るく元気な挨拶、基本的生
A
B
A
授業、家庭学習指導や各種教材の内容等を見直し、更なる 算数等の先取り学習も軌道に乗り、TT、習
改善に努める。( ティームティーチング・得意不得意への対応・ 熟度学習、教科担任制効果を上げているが、
更なる改善、向上を目指している。
教科担任制・英検・漢検・ゼミと補講)
A
授業研修の機会を持つべく努力はしている
研修・学習支援講習会・教師間の授業見学等を推進し、
日々、教師間に指導力向上を目指した切磋琢磨の校風を育て が、授業を見合う時間がとれず、各自の要望
に見合ったものにはなっていない。
る。
B
協力体制等はほぼできているが、中・高生
中学・高校との情報交換及び協力態勢を密にし、中高の生徒
の様子や傾向を把握するには、十分とは言え
の実態や本校卒業生の様子や傾向を把握し、小学校における
ない。意図的、計画的かと言えばそこまでは、
今後の指導に生かすなど、一貫教育体制の確立を図る。
到達していない。
創立以来、改善と改革を続け、特色を積み
次期指導要領改訂を視野に入れ、現行の教育課程の完全
実施に努める。教育の将来を見据えた、本校の特色ある小中高 重ねてきた。常に将来を見据えたカリキュラ
ムを計画実施している。
の一貫カリキュラムの構築を計る。
英語や音楽・図工・体育の中での英語(文理イマージョン授 日常生活の中の英語をのシャワー量も相当
業)の充実、日常生活の中の英語のシャワー、海外研修をはじ 増し、文理イマージョン授業(音楽・図工・体
めとする外国人との交流や文化の交換等を通して、国際人とし 育を英語で)も歴史を重ね、すべてに最高潮
と言ってもよい。
ての素地を養う。
A
海外研修を通して、語学力の伸長や異文化理解を深め、国 海外研修の効果は、計り知れないほど大き
際交流を進める中でプレゼンテーション能力・コミュニケーション い。実のある研修が毎年できていることは、素
晴らしいことである。
能力の伸長を図る。
A
毎年の行事であるため、児童の中にすっか
り定着している。みんなが楽しみにしている行
事、優勝を目指して意欲を燃やす行事、黙々
と練習を重ねて努力する行事等、どれもすっ
かり根をはり効果を上げている。
A
日本の伝統的文化の理解と習得のための体験学習(礼儀、
作法等を含む日本食マナー体験・茶道研修、書き初め競書体
験、おもちつき大会、百人一首大会、短歌つくり、論語検定
等々)の充実を更に進める。
B
C
D
学 校 関 係 者 評 価
ほぼ達成している。保護者や来客に対して、
学校生活の中で、あいさつを習慣化させる。
(来客に・教師に・友だちに・その他) (校門で・教室で・廊下です 気持ち良い挨拶をしてくれる児童が多いと称
賛をいただくことも多い。
れ違った時・授業で・その他)
努力を認め、継続する気持ちを育てる。
(生活目標達成表彰、個人の努力の支援・激励・称賛等)
1 育
知
具 体 的 な 方 策
己
A
B
A
活習慣、主体的行動パターンの確立を図
る。 縦割り活動・ペア活動・登下校班を更
に推進し、ホスピタリティ精神に裏付けされ
た、協力、思いやり、優しさなどの心を育成
する。個々の児童の良さを見つめ、より良い
支援・援助ができるよう、教職員間の学びの
場を設定する。児童が夢を持ち、それに向
かって努力を継続できるよう適切な指導に
努める。
東大ツアーや、卒業生の教育講話を更に
充実させ、児童の夢を育む場の設定、支援
の方法を探っていきたい。今後は、より意図
的、計画的、継続的に実施し、保護者の信
頼を得るために、一層の創意工夫に努めた
い。
児童の多くは、明るく元気よい挨拶がてきている。
保護者や来客に対して、「こんにちは。」と、気持ち良
い挨拶をしてくれる児童が多いと称賛いただくことも
多い。低学年の児童のごく一部に登下校の電車内
のマナーが守れず、外部の方からのお叱りの電話を
受けることもあった。本校児童に関心を持って見て
いただいていることに感謝をし、根気強く指導を続け
ていきたい。
文理ファミリーとしての誇りと自信を、多くの家庭が
持っている。保護者や地域の方の協力の大きいこと
も本校の特色である。引き続き、保護者や地域の信
頼を損なうことの無いように、絶え間ない努力をつづ
けていかねばならないと感じている。
文理教育体系における小学校教育の
「知性」の項目 (豊かな学力,思考力・
判断力・実行力,プレゼンテーション,リー
ダーシップ教育,CA,読書活動,食育・健
康・体育,クラブ活動) に合わせ、課題を
より明確にし、さらに、課題の達成目標に
沿って、成果を上げていきたい。
一部の教科の先取り学習も軌道に乗り、学力は
年々向上の傾向にある。保護者の学習面への満足
度も向上している。だが、目指すものは、まだまだ高
い所にあることを教職員一同、十分認識し、現状に
満足せず、さらに向上をめざして、改善を加えていく
所存である。
創立以来、改善と改革を続け、特色を積
み重ねてきた。 中学生を始め、中学・高
校生や卒業生も、頻繁に来校するなど、
小・中・高一貫校であることを日常的に感じ
る毎日である。さらに、文理ファミリーとして、
今後の発展を意識した体制の確立を目指
したい。
中高を経験した職員および管理職の人事交流に
よって、かなりの部分で小中高一貫した校内体制が
確立しつつあることを学校関係者及び保護者の多く
が、実感している。更に学園が一丸となって、努力し
ていく所存である。
文理イマージョン授業やイギリス短期留
学、アメリカ研修を通じて、異文化理解への
道筋はできている。10人程のALTに常に接
する機会があり、英語のシャワーを豊富に
浴びせるべく、その機会を増やしている。英
語検定への関心や意欲も高い。伝統的日
本文化の理解、習得は年間を通して行わ
れている。百人一首大会や論語講座を実
施するなど、小学生としては、他に類をみな
いほど日本文化、アジア文化、西洋文化等
の造詣も深い。この状態を今後いかに維持
し、いかに発展させるかを常に考え、検討し
ていくべく努力したい。
文理中学校への進学条件の一つである「英語検
定3級合格」への意識は十分にできている。低・中・
高学年のいずれにも準2級合格者が相当数おり、2
級合格者も数名いて、中学校進学者の中に準1級
取得者も出現し、実績を高く評価されている。また、
田植えや収穫祭、百人一首大会を始めとする「日本
文化の伝統行事」が大切にされており、日本人とし
てのアイデンティティもしっかり養われている。イギリ
ス短期留学やアメリカ研修経験により、語学力およ
びコミュニケーション力に、自信を持ち、将来への夢
「高き志」を抱くことの一助となっている。