Q-Uの見方・結果の活用方法について ~K

〔タイプB〕
縦に伸びた分布→満足・非承認並存タイプ
《リレーションの確立がやや低い「かたさの見られる学級集団」》
Q-U
• ルールは定着している。一見落ち着いた学級に見
えるが、児童生徒たちの意欲に大きな差が見られ、
人間関係も希薄といえます。
• 児童生徒は教師の評価を気にする傾向があり、児
童生徒同士の関係にも距離があります。
• 活気のない状態で、学級活動も低調気味と考えら
れます。
〔対応のポイント〕
児童生徒たちの承認感にばらつきがあります。この温度差を減らすため、評価の視点
を多様化させ、児童生徒同士がさまざまな視点で認め合えるような場を設定し、人間関
係を深める対応が求められます。特に、承認得点の低い児童生徒に対して、認める行
動・がんばりを促す言葉かけが、まず教師に求められます。このタイプの学級集団に対し
て、ほとんどの教師が叱責・叱咤で行動させようとしますが、逆効果です。