連携 ・ ネ ッ ト ワ ー クを駆使 し て 地元企業 の新 たな チ ャ レ ン ジを応援

す﹂という高橋理事長の方針のも
新しい地域づくりを目指
なる復興にとどまらず、
室﹂による成長産業分野の育成・
の 取 組 み、そ し て﹁新 分 野 推 進
ットワークを活用した地域活性化
う企業家の育成支援や信用金庫ネ
後 編 で は、﹁地 域 貢 献 部﹂が 行
本財団の﹁わがまち基金﹂プロジ
石巻信用金庫が公益財団法人日
ジェクトからの支援が活用されて
を支える企業家の育成にも同プロ
支援メニューも完備。地域の未来
け ら れ る 融 資 商 品︶﹂の 審 査 を 優
たは補助金・預金担保の提供が受
業・新事業支援融資︵利子補給ま
た 石 巻 信 用 金 庫 の﹁し ん き ん 創
例えば、わがまち基金と連携し
なるなど、公的支援面でも大きな
石巻市による創業補助金の対象と
の軽減措置や信用保証枠の拡大、
を満たした卒業生は、登録免許税
業﹂の一つ。そのため、一定要件
業計画における﹁特定創業支援事
また、本企業家塾は石巻市の事
通じて、四つの団体へ活動資金を
んの絆﹄復興応援プロジェクトを
注力しています。今年は﹃しんき
NPOなどの民間団体の支援にも
地域の課題解決に取り組んでいる
﹁当金庫では、事業者はもちろん
援助することができました。この
年度いし
ネットワークが構築される
で、志の高い企業家同士の
交流会を継続していくこと
らいます。卒業生を招いた
回の卒業生にも参加しても
年度の交流会には、第1
域の絆をつなぐ活動
めに、民間非営利組織が行う
ェクトとは、被災地域の復興のた
﹃しんきんの絆﹄復興応援プロジ
業務執行役員︶
の 一 環 と い え る で し ょ う﹂︵池 上
り、ネットワークを活用した支援
を応援する
池上業務執行役員がこう
庫を通して日本NPOセンターに
0・25%相当額が、信金中央金
絆﹄復興応援定期積金﹂の総額の
74
︹シリーズ企画︺
を応援
と、被災企業の再興や成長産業分
創業支援の取組みおよびその事例
﹁法人営業部・復興支援課﹂が取
ェクトと連携し、二つの融資商品
いる︵ 図表1︶。
先的に受けられるほか、希望者は
メリットを享受できる。
そこで当金庫では、平成
プロジェクトは全国の信用金庫の
理解が あ っ て 成 り 立 つ も の で あ
のまきイノベーション企業家塾﹄
名が入塾しました。
ため、そこから新たなビジ
プロジェクト。具体的には、全国
話すとおり、個々の企業家
の 信 用 金 庫 で 扱 う﹁﹃し ん き ん の
の育成だけでなく、交流か
寄 付 さ れ、﹁東 日 本 大 震 災 現 地N
化学反応
PO応 援 基 金︵特 定 助 成︶﹂と し
組みである。
また、イノベーション企業
うだ。
て民間非営利組織へ助成される仕
ら生まれる
も
せん﹂
地
ネスが誕生するかもしれま
には
さらなるスキルアップを目指すこ
存事業の発展を構想している方を
対象として、産学官金連携による
経営塾﹃いしのまきイノベーショ
業務執
ン 企 業 家 塾﹄を 設 立 し ま し た﹂
︵池上忠良・地域貢献部
行役員︶
回の
いしのまきイノベーション企業
家塾のカリキュラムは、全
講座と2回の交流会から成る。東
北大学をはじめとした大学や民間
コンサルティング会社、研究所な
どから専門家を招き、企業会計・
25
家塾の大きな狙いといえそ
組織運営の基本から、ビジネスプ
ランの作り方やマーケティング、
経営者 と し て の マ イ ン ド 研 修 ま
で、企業経営に必要な知識・ノウ
27
2015・ 8月15日号
東日本大震災から5年目 復興の現実と地域金融機関の取組みを追う!
連携・
を駆使
地元企業 新 な
●産学官民金の5者連携で地域に 化学反応 を起こす
野の育成、地域の活性化など、多
についてレポートする。
﹁単
角的な支援体制を構築して東日本
企業家 育成
り組む被災企業の販路回復・拡大
を提供していることは前編で紹介
﹁東日本大震災からの復興を果た
東北大学の地域イノベーション研
﹁第2回となる﹃平成
﹁しんきんの絆﹂
を通じて
し、当地域がさらなる発展を遂げ
究センターが主催する﹁地域イノ
27
NPOに活動資金を援助
るためには、企業活動の活性化と
ベーションプロデューサー塾﹂で
とも可能だ。
支援、再生可能エネルギー普及事
未来 支
産学官金連携 経営塾
大震災からの復興に尽力している
石巻信用金庫。
前編︵8月1日号掲載︶では、
で
を
業による産業創造・雇用創出の取
震災直後の業務再開までの様子と
の
したとおり。実は、これらの融資
え
る
組みなどを紹介した。
を
年度か
様々な特典が用意されている。
石巻信用金庫の
復興支援(後編)
新産業の創出が必要不可欠です。
商品に加え﹁人材育成﹂のための
第 4 回
ら、地域で新事業の創出または既
26
ハ ウ を 徹 底 指 南。卒 業 生 に は、
産学官金連携による企業家支援イメージ
図表1
2015・ 8月15日号
75
ネ
ッ
のト
ワ
たー
ク
チ
ャ
レ
ン
し
ジ
て
13