高気圧について 低気圧ばかりが強調され

13.気団と日本の四季
やっとここまできました
補足:高気圧について
低気圧ばかりが強調されるけれど
高気圧のいろいろ
[ ]高気圧
温帯低気圧と対になって生じる
気団を作る高気圧
[ ]気流域に生じる
上から押し込まれて[ ]に
高気圧の背丈
背の高い高気圧
上空の流入域は高高度
晴れをもたらす
[ ]高圧帯
[ ]高気圧
[ ]のできるところ
背の低い高気圧
[ ]で縮こまっている
重くて下降気流を作る
[ ]高気圧など
それより上は上昇気流を伴うことがある
高気圧なのに[ ]が出る
気団
もっと広くて大きい話
気団
均質な空気の塊
ずっとそこに居るから
[ ]気圧ばっかり
低気圧はよその空気を吸い込むので、「自分らしさ(固有の均質さ)」がない
高気圧は自分の空気を吹き出すだけ
境界線が[ ]
日本周辺の気団
小笠原気団(太平洋高気圧)
温暖・湿潤
南にあって海上だから
[ ]に張り出して、季節風を吹かせる
シベリア気団(――高気圧)
寒冷・[ ]
北にあって大陸上だから
[ ]に張り出して、季節風を吹かせる
日本海を越えるときに湿潤になって「日本海側の[ ]」をもたらす
オホーツク海気団(――高気圧)
寒冷・[ ]
北方の海上だから
[ ]月ごろだけの「期間限定」の気団
ジェット気流の分岐によって生じる(後述)
→[ ]前線の原因!
冬の天気
まずはわかりやすいところから
比熱と海陸風(復習)
陸:熱し易く冷め易い
海:熱しにくく冷めにくい
昼 : 海風
陸 > 海 だから
夜 : 海風
海 > 陸 だから
冬のモンスーン(季節風)
冬 : 大陸 → 海
温度が 陸 < 海 だから
読み替え
「[ ]高気圧からの寒気の吹き出し」
「西高東低」(1)北風と放射冷却
冬の特徴
(低気圧後面の)移動性高気圧
高気圧前面
等圧線が込み合って縦に並ぶ → [ ]風
シベリア高気圧の強烈な寒気を引きずり出す
晴天と低温 → [ ]
「西高東低」(2)日本海側の豪雪
シベリア高気圧からの北風(冷・乾)
日本海上で冷・湿に変質
飽和 → 潜熱解放 → 不安定!
対馬海流(暖流)からの顕熱
日本海側に上陸
持ち上げられて積乱雲多発→豪雪
南岸低気圧
晩冬∼早春(主に2-­‐3月)に、太平洋側を急発達
大荒れ!
雨 or 雪の判断は難しい
北の寒気を引き込む
湿った重い大雪
雪崩、[ ](電線、倒木)
大気大循環の季節変化
復習も兼ねて
(これがわかれば地球がわかる。図をよく見ながらメモしよう!)
春の天気
三寒四温
偏西風帯の北上 → 温帯低気圧と移動性高気圧
暖かい「南」が元気に
シベリア高気圧‥‥北へ引っ込む
太平洋高気圧‥‥元気になるがまだ遠い
その間を高・低気圧が交互に通過([ ])
日本海低気圧
東シナ海付近の小低気圧が日本海上で一気に発達
台風級にも (爆弾低気圧)
春一番、二番、三番‥‥
日本海低気圧に吹き込む[ ]風([ ]域内)
天気は崩れ、一時的に冬型になる([ ])
北西季節風で[ ]を呼ぶ
[ ]
GW近辺に来るので注意
梅雨
実は立派な日本の「雨季」
ジェット気流の移動
気温が高くなるとジェット気流は北上する
逆も真
日本の四季はジェット気流に左右されている
その最たるものが梅雨
ジェット気流の[ ]
1. 北上した亜熱帯ジェット気流が、[ ]高原にぶつかって分かれる
2. [ ]上空で再び合流
3. 合流すると滞って下降(収束) → [ ]高気圧の形成
梅雨前線
「オホーツク海高気圧 vs 太平洋高気圧」の停滞前線
前期:陰性(しとしと)
後期:陽性(降ったり止んだり)
梅雨明けのプロセス
1. [ ]高気圧が強まる
2. ジェット気流が[ ]上
3. [ ]しなくなる
4. オホーツク海高気圧消滅
5. 梅雨前線消滅
北高型:[ ]気流([ ])
北高型
春:シベリア高気圧と移動性高気圧
梅雨∼夏:オホーツク海高気圧
北東からの寒湿流
三陸沖で顕熱+潜熱を供給される
霧と層雲が北・東日本の太平洋岸に押し寄せる
脊梁山脈で止まる
視界不良と[ ]
夏の天気
ある意味一番わかりやすい
小笠原気団(太平洋高気圧)
南高北低型
[ ]高気圧から吹き出す[ ]風
読み替え:夏だから熱い陸へ吹き込む風
下層に[ ]流を送り込む(次項で解説)
等圧線が疎=風は[ ]い
[ ]風が顕著
台風は来ても迷走
下層の暖湿空気塊
パターン1
暖湿空気塊が地表面から熱せられて不安定化→[ ](積乱雲)
パターン2
南からの下層の暖湿流
[ ]岸に当たって強制上昇 → 豪雨
秋の天気
もう一つの雨季、高・低気圧、そして台風
なんでもあり
ジェット気流の蛇行が増大
温帯低気圧と移動性高気圧‥‥春と同様なので説明略
小笠原気団の衰弱
ジェット気流の南下と[ ]前線
台風が[ ]気団(太平洋高気圧)の西の縁に沿って北上 →日本がコース上に
秋雨前線
高気圧:シベリア高気圧や移動性高気圧
前線上の低気圧(北高南低)
停滞前線←→寒冷/温暖
[ ]型になりやすい
梅雨前線より弱いが、台風接近が危ない
まず台風が危ない
台風の「右腕」が暖湿流を注入して前線が活発化
[ ]災害に注意