Engine Expo 2015(米国)を終えて

News Release
株式会社アテクト
http://www.atect.co.jp/
2015年11月6日
Engine Expo 2015(米国)を終えて
―次世代ターボローター、セラミックスヒートシンクに大きな期待―
当社は、10 月 20 日から 22 日までの3日間、アメリカ ミシガン州デトロイト市ノーバイで開
催された Engine Expo 2015 に初めて単独で出展いたしました。
アメリカ大手自動車メーカービッグ3のお膝元であるデトロイト市ということもあり、ビッグ3を
はじめ大手ターボチャージャーメーカー、日本の大手自動車メーカー現地法人の研究部門な
ど、150 社を越える多数の方々にブースにご来場頂き、大盛況のうちに幕を閉じました。
(トピックス)
大手ターボチャージャーメーカーとレスポンス、燃費の改善を目的とした軽量、高硬度な新
素材(現行インコネルの 50%近い比重)を採用した次世代ターボローターの共同開発及び現
行インコネルの改良など帰国後即座にNDAを締結致しました。ロストワックスでは不可能とさ
れていた、素材、形状が当社 PIM 技術で大きく進展すると判断されたようです。
電動化が進む大手自動車メーカーの共通テーマとしてパワーデバイスの放熱という課題が
あります。その中で当社が力を入れている金属並の熱伝導率を有するセラミックスヒートシン
クにこれまで以上に高い関心が集まりました。従来の AlN(窒化アルミ:240 W/m・K)に加え、
セラミックスの中では最も機械強度に優れ、先にリリース(2015 年 8 月 7 日)した当社 PIM 技
術により、熱伝導率を大幅に改善した SI3N4(窒化ケイ素:100W/m・K)などを提案して行くこと
になりました。
【Engine Expo2015 会場風景】
【参考資料 パネル展示資料】
①2015.10.20~10.22 エンジンエキスポ2015
②2015.09.16~09.18 第1回セラミックス&ガラス技術展
以 上