News Release 株式会社アテクト http://www.atect.co.jp/ 2015年2月26日 新製品受注に向けた体制強化・機構改革のお知らせ 当社パウダー・インジェクション・モールディング(以下「PIM」)事業は、自動車部品用を中心 に技術開発を進めて参りましたが、この度、初めてデジタル・イメージング、光学デバイスの分 野における受注が決定いたしました。 この量産部品の受注にあわせ、今後の PIM の新製品の開発・受注・量産をより強力に推進 する体制を整備すべく、機構改革に踏み切りました。 今後の PIM 事業拡大に向けて、組織のあり方を一新し、より成長を意識した経営体制を構 築して参ります。 光学デバイスは、近年更に小型化・高機能化が進んでおります。それに伴いそれら光学デ バイスに用いられる金属部品も従来以上の高い寸法精度と高強度が要求されるようになって おります。また外装部品として用いられる金属部品は、デバイス全体の操作性を左右する機 構部品であると同時に、材質そのものの質感や表面処理等で高級感・高機能感等デバイスの デザイン性・意匠性を醸成する重要要素と認識されております。 今般、受注したデジタル光学デバイスでは、剛性を十分に確保しながら部品の小型高精度 化を進めるため、従来のアルミダイキャストによる部品に代えて弊社 PIM 技術によるステンレ ス製部品が採用されました。 素材が持つ質感を維持しながらデバイスの小型化、軽量化を実現するため、ステンレス素 材を高精度に微細加工できる PIM 技術が評価されたものです。 この度の機構改革により、ターボチャージャー等エンジン用機構部品、セラミックス製ヒー トシンクなどパワートランジスタ関連部品として採用が決まりつつある自動車用途の製品開 発・早期の収益化をも推し進めることになると確信しております。 以上
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