第二八丈老人ホーム事業計画

第二八丈老人ホーム事業計画
八丈島・青ヶ島・小笠原における特別養護老人ホームとして、利用者の生活背景を尊重し、
健康の維持増進と心身のバランスを保持し、利用者と職員の良好なコミュニケーションがう
まく取れ、利用者が安心・安全で楽しく生活できる施設を目指します。
1
利用者サービスの向上
第二八丈老人ホームでは、特養100名、ショートスティ20名の大所帯であり、職員
一人ひとりがプロ意識を持って利用者の対応にあたり、サービス向上に努める。
① 職員の介護技術を向上させる。
② ショートスティの入退所の対応時間の適正化をする。
③ 積極的に地域行事へ参加する。
④ 褥瘡予防への知識向上と環境整備
2
日常生活の援助
特養は、身体的、また精神的機能が徐々に衰えつつあるお年寄りが生活する施設である。
利用者本位の生活を基本に職員が動き、利用者の希望はできる限りかなえ、ホームにおけ
る生活を少しでも快適なものにする。
(1) 個別処遇の徹底化
利用者はそれぞれ、健康状態、高齢化、欲求、心情、認知症、趣味など異なってお
り、利用者個々の認識を深め、個別的ニードを把握して速やかに応える。
(2) 自主、自立の援助
個々の利用者にとって、自主、自立の援助の仕方は多種多様であり、日常生活その
ものがリハビリテーション、老化防止対策である。自主・自立を積極的に支援し、自
発的奉仕と交流による、明るく楽しい生活の場を醸成する。
また、四季の変化の楽しみや社会生活習慣などを取り入れた行事で利用者とともに楽
しみ、共感に涙する心情に力を注ぎ、利用者が自立心を損なうことなく生活できるよ
う援助する。
(3) 暮らしを豊かにする
暮らしの快適さを追求するため、心地よい生活環境づくりを大切にし、施設内レク
リエーションやドライブ、社会生活への参加を援助する。
3
職員の資質の向上
(1) 外部施設での実習
職員の専門性の向上を図る意味で外部施設での実習に参加させ、思考を柔軟にし、
職場の活性化を方向付ける。
(2) 意識改革
職員1人ひとりの新たな気づきや発想の転換を大切にし、創意工夫ができる力を引
き出す。
(3) 能力開発
教育研修(SDS)等を通じて自己の能力開発と研鑽に取り組む。
8