42 号文書③-2 食料フォーラム 2015 ふるさとの食 にっぽんの食 「ミラノ

42 号文書③-2 食料フォーラム 2015 ふるさとの食 にっぽんの食
「ミラノ万博にみる 日本の“食”と“農”」
“農”が中心であったが、内容は水産にも通じる興味深い議論であった。
■現代の食の対決軸は何か?
アメリカ型の画一性 ó スローフードなどの多様性
大量生産 少量で多様な素材
ファーストフード 和食(一汁三菜) 「日本食」の概念>「和食」
簡便 ■食糧問題は都市問題
■食糧廃棄物は世界食糧生産の3分の1に上っている。主な理由は保存が出来ず腐る。
■日本の品種改良は遺伝子組み換えではない。時間をかけて選抜していく。30年前の北
海道のコメは不味くて食べられなかったが、今ではブランド米にも。
■攻めの農業:日本の食文化も一緒に輸出する。先輩がいる=80年代はイタリア料理が
世界を席巻した。海外向けのアイデア=おはぎ、ハルサメ、こんにゃく、寒天
■和食給食応援団:子供の時に和食を食べさせる。
■日本食は健康食:水を食べる。
①健康食=根菜、葉物、大豆、海藻、穀物
②一汁三菜=味噌・香の物は発酵食品
③おいしい=五味から六味に
■初めに土ありき:微生物がいて、たい肥を作るところから。
■世界の 80%を占める家族農業をどう守るか。=地域の伝統食を守る。
地域商標登録制度
(了)