発酵食品

やさしいごはん~食育~実践編
~家族みなココロもカラダも健康で持続可能な食生活~
野菜料理たっぷり産直野菜たくさんの環境で幼少期過ごす。
大学卒業後、就職とともに大阪勤務、一人暮らしになり多忙、新幹
線移動中の食事やコンビニ食、外食続く・・・
結婚後、千葉幕張で第2子まで出産。専業主婦。一人目アレルギー
症状あり。
2人目出産後、生後2か月目で横浜に転勤。物価が高いな~と思い
ながら、量より質と考え、ママ友たちと食育の活動をスタート。親
子の集いの場でスタッフとしてライターなども通じて発信。お年寄
りのデイサービス献立のレシピ開発や調理場、助産院調理の場を知
人の紹介でチャンスをいただき5年ほど。
いおき ゆみ
産後ドゥ―ラ(育児支援ヘルパー)
ミキハウス子育て総研(株)事務
パルシステム~ゆいねっと~リーダー
助産院にて3人目出産。食を見直すきっかけになるよう産前産後ケ
こまちぷらす親子カフェ キッチン担当
アヘルパー、調理、母親学級講師を数こなし産後の母親のカラダの
いたわりがその後の生活に影響すると感じた。中には育児がひと段 http://simplog.jp/top/7306372175
落し始めるころ病気になってしまう方や、、4人も5人もお子さん
を出産され完全母乳で過ごされる方もいらっしゃったり・・
長男は中学生。自分である程度、好きものを買うようになり共働き
核家族でおやつは手作りでまかなうというわけにはいかず・・パン
や甘いものをおやつとすることが多い、頭を悩ませている。逆に末
娘は脂っこい物、甘すぎるものは好まず。妊娠期や授乳中の好みが
影響するのかなと実感する今日この頃。
~どんなちからを親子ともにつけるとよい?~
・食べものの生きている力を感じよう
自然を楽しむ食育 種や実への興味 「命」を伝える
(グリーンカーテンや家庭菜園、土に触れミミズを知る)
食べられるグリーンカーテン
・食について選べる判断力をつける・自然界にないものに
左右されないからだから湧き出てくる食欲を大事に。
・同じものを食べる危険性を知る
最近の学校給食
・「個食」「孤食」「子食」「粉食」そして「固食」
変わりつつある食事事情・買って食べるだけではなく
調理する工程・自然をまるごといただく(過程も)
魚に触れる機会を持とう
・子どもの低体温・女性の冷え 改善しよう。低温は
免疫下がり、抵抗力ダウン小さいころから冷え予防の工夫を。
~お手伝いで親子ともども成長できる~
• 小さいときは食卓、キッチン、お風呂で野菜洗
いから
• 干し野菜を子どもと作る(シイタケ、大根、人
参、リンゴ、セロリ、水分が多すぎない野菜)
栄養価が濃縮、味が染みやすい、荷崩れしな
い、日持ちする、小さな子でもちぎったり気楽
にできる
お手伝いをす
る
子:達成感
さらに興味がわ
いてくる
・配膳のお手伝い、片付けのお手伝い
親:うれしい
子:繰り返す
子:満足感
親:時間
親:ほめ
有効
上手
・野菜を育ててみる。庭やベランダでなくても大根
やニンジン、スプラウトの水耕栽培でも植物の命
を理解できる。
・食にはたくさんの形容詞が隠れている
~美味しい 熱い あまい 苦い
痛い~
家庭菜園
ベランダ菜園
大きさ硬さ比べ
ま・ご・は・や・さ・し・い・わ!+玄米雑穀
体の細胞が必要とするすべての栄養素を食事からとれば体が放射性物質を吸収しにくくなるといわれています。カリウムがよい
クレヨンハウス食事でできる放射性物質対策 参照
• まめ 小豆 大豆 枝豆 ひよこまめ
玄米菜食(植物性only)
• ごま 白ごま 黒ゴマ えごま アーモンド カシューナッツ クルミ
• 発酵食品
みそ しょうゆ ぬか こうじ 酵母 甘酒 納豆 チーズ
• やさい 緑黄色野菜 単色野菜
• さかな 魚類 貝類
減農薬 無農薬は安心楽々
• しいたけ きのこ類
• いも サトイモ サツマイモ 長芋 ジャガイモ
• わかめ 海藻類 ひじき あおさ
+玄米(うるち米 黒米 赤米 )キビ アワ ヒエ もち麦 はと麦
食物繊維お芋でバッチリ
~旨み活用調理法(5番めの味覚・和食ならでは)~
• 三種の旨みを使ってアミノ酸(添加
物)いらず。2種以上のうまみ成分
を使うと旨み倍増。相乗効果。奥深
い味わい、塩分少な目でもok
• グルタミン酸 昆布 みそ チーズ 白菜
トマト 母乳
• 手間のかかりすぎない、我慢しすぎ
ない持続可能な食生活(意識する、
気に掛ける)。
• グアニル酸 干しシイタケ きのこ類
• イノシシ酸 かつお節 煮干し 鯛 豚
・便利な乾物(栄養価濃縮、水に戻し
て使うのでリスクを軽減)
・旨みたっぷりで減塩でも美味しい。
成分表示の中のグルタミン酸ナトリウム 、アミ
ノ酸は添加物なので要注意
発酵食品は昔からの知恵
きのこたっぷりでだしいらず
3種の旨みで中華料理もさっぱり
一汁三菜
(二菜)
常備菜
赤
白
黄
緑
黒
5色の食材を3食摂取ででバランスのとれた献立に
~カラダにやさしい食材えらび~
• 一般にいうお子様ランチは△家庭風にアレンジ。乾物や雑穀取り入れて。
• 麺やパン類、気付いたら小麦製品ばかり!改めご飯を主食に。一汁三菜。
• 嫌いなものもカタチを替えてあげてみよう。子どもの好みは気分によっても変化する
• 献立を考えるときの基本は素材そのものを調理。
• ・玄米 雑穀もおススメだが有機のものでないと残留農薬がたくさん、精米洗いでだいぶ除去
できる。
• 調理に関してはなんでも時短にしてしまうと不安な面も。できるだけ煮汁、ゆで汁は捨てる。調
理の際はまずお湯わかす。水の使い具合は気にしない。
・国産100%表示のものに遺伝子組み換え食物はない(日本で作られていないため)有
機大豆 純米 紅花 オリーブ ごま ひまわり しそ油は遺伝子組かえではない。
• 添加物の少ないものを。×ソルビン酸 :パラオキシ安息香酸、赤○号 黄○号 青○ 号
コチニール色素 カラメル色素 サッカリン、亜硝酸、リン酸 発色剤 亜硝酸塩 〇酸、カタ
カナ成分と記載のものは添加物
• 少し控えめに。 白砂糖、乳製品(女の子)、動物性脂肪
• 鉄分(リン酸塩を摂っていると鉄分が体に吸収されにくい)・カルシウム(乳製品離れ、魚離
れを配慮して)意識。
• 少し控えめに。 白砂糖、乳製品(女の子)、動物性脂肪・安全な食品類であれば蒸籠
の蒸し物おすすめ。
~調味料+主要五品目(家それぞれ)安心な食材を~
*例えば 米 納豆 雑穀 玉ねぎ 魚
(体にたくさん入るもの)
・雑穀もおススメだが有機のものでないと残留農薬がたくさん、精米や洗うこ
とでだいぶ除去できる。
・国産100%表示のものに遺伝子組み換え食物はない(日本で作られ
ていないため)有機大豆 純米 紅花 オリーブ ごま ひまわり しそ油は
遺伝子組かえ作物の混入はない。
・農薬の少ないものを。添加物浄化法 大きすぎる野菜立派すぎる野菜
は化学肥料過多、ハウス栽培は残留期間が長いのでできるだけ旬の自然
環境で育つ野菜を。バナナは幹に近いところに農薬たまるので除く。洗う、ゆ
でる、皮をむくが基本(肉の脂身に蓄積しやすいので多くとるときはおとす)
肉汁、ゆで汁には抗生剤たくさん 大根おろしは化学物質を出す力を持って
いるので下味つけに使ったり混ぜ込んで洗うとよい。酢洗い、塩洗い、漬け
汁を捨てること大事。
~添加物控えて 鉄分とろう~
100gあたり2㎎以上 下線は10以上 太字は50㎎以上
・雑穀 あわ オートミール きび 玄米 そば粉 ライ麦
・いも 干しイモ くず粉
・まめ 小豆 インゲン豆 枝豆 ささげ そらまめ 大豆 凍り豆腐 納豆 緑豆
・種子類 アーモンド カシューナッツ かぼちゃの種 甘栗 クルミ ゴマ ピスタチオ 松の実
・野菜 カブ葉 からし菜 京菜 小松菜 大根葉 干し大根 パセリ ほうれん草 ヨモギ サラダ菜
・果実 干しアンズ 干しブドウ
・きのこ類 きくらげ(乾)
・海藻類 青のり 岩のり ひじき あまのり まつも あおさ あらめ おごのり 昆布 天草 わかめ
・魚介類 にぼし アサリ 干しエビ いかなご いわし かき かじき かつお うなぎ いくら キャビア
しじみ 赤貝 しじみ ハマグリ ホタテ いいだこ
・肉類 牛肉(臓器含む)馬肉 マトンラム 豚内臓 カモ肉 鳥内臓
・その他 ウズラの卵 鶏卵黄 ピータン ピュアココア 黒砂糖
~カラダもココロもあたたまる食材、調理法~
郷土食 日本食の特徴
昔は旬のものを食し、残りは発酵食品や塩漬け、酢漬けにして保存する方法が主流。伝統ある調理法、献
立、知恵、受け継がれてきているものは万能食材!カラダに負担もかけず、保存もきき、代用食品になり
替わり、子どもからお年寄りの健康を支える。たとえば・・・・大豆!!
きなこ 大豆 枝豆 凍り豆腐 納豆 みそ 油揚げ 豆乳 ゆば 豆腐 がんもどき もやし
おから しょうゆ 油
=栄養価=
大豆イソフラボン(ポリフェノール仲間)
カルシウム 鉄
食物繊維 タンパク質
ビタミンB1
レシチン
鮭の卵 いくら作り+ふ化
飾り巻き 郷土料理のひとつ
旬のおたのしみ食材
~小麦粉減らして米粉・カタクリ粉・きな粉など使った献立を~
食の欧米化は小麦。小麦は多くの商品に含まれているうえ農薬、遺伝子組み換え作物が多い
~離乳食・幼児食のポイント~
・添加物のない塩分控えた素材を楽しめる献立を。
大人の食材が安心なものであれば味付け前に取り分ける。
・少し手間をかけて気持ちを寄せて、簡略化できるところを増やして。
・スプーン・フォーク・危なくないピックを使って盛り付け工夫。
・トマトの皮、のり、おもち、ピーナッツは慣れるまで誤飲に要注意。
・自分なりの便利グッズを見つけ食卓にセッティング
(新聞紙を重ね引き、子ども椅子下に使い捨てのダスター、霧吹き、ごみ袋準備)
・幼児期から学童期にかけて自分で最後まで食べられるようになるとついつい食事の団欒の
時間が減っていく。授乳中の目を見てカラダの様子を観察しながらのコミュニケーションの時
間を思い出し、大きくなってからも目を見て子どもの観察の時間に食事の団欒を使おう。
・野菜を育てよう。野菜作りになじむ機会を。子どもは青いトマトなどもとってつまんだり、葉っ
ぱもつまんだり・・五感で感じて食育体験。
・一年を通してコメ作り、小麦、うどん作り、そばづくりも貴重な体験。一回だけで何回もチャ
レンジする機会があれば尚可。
~子どものおやつは食事の一部~
おやつ作りはイベントではなく日常的に。
• 早いうちから習い事をする方もいらっしゃるけれど • 添加物の入っているものばかりだと素材そのものの味覚
小さいうちだからこそカラダで受け止めてしみこま
(舌)が育たない。
せてもらいたいのが“食“への関心。
• おやつばかり食べて食事にはむらがある。手作り • 米粉を使おう。小麦粉を米粉に置き換える場合は粉
量を少し少な目に。
おやつや糖分少なければそれでもいいか・・と思
うことで楽になりますよ。
• 練ったご飯のようにならず米粉でふんわり仕上げるコ
• 添加物、農薬は大きくなるにつれ排除しきれな
ツ・・・・・・・でんぷん質(片栗粉 くず粉 タピオカ粉)
いもの。体に入る量を極力少なく。年頃になると 大豆製品(豆乳 おから 豆腐)繊維質(かぼちゃ
また幼稚園に入ってからなど避けては通れないス
ナック菓子。シャットアウトしすぎずにうまく折り合 サツマイモ リンゴ 人参)魚(鯛 鮭 ツナ)と一緒
に作ると失敗がない。
いをつけていきましょう。
• ラムネ菓子は成分表示を見て3種類ぐらいの材 • よく噛んで食べるようなおやつは子どもの健やかな体や
料表記のものは比較的安全。大人向けのもの
意志の発達にとても大切。
は添加物だけでできたお菓子です。のど飴には
殺菌作用のある添加物使用 子ども×
~和食は食育のいしずえ!~
見直そう 続けよう 安心 なごみの食生活
• 人に良いと書いて「食」それに育という言葉がつ
いて食育です。人に良いものをはぐくむことです。
• 病 偽装 伝統 安全性 地球の変化は食が
根底に。一日三食は生涯続きます。食住衣と
いってもいいと思います。食は選ぶ力を持つ、マ
ナーやしつけ、安全性など持続可能なことを地
球規模で。食育は子ども向けてだけでなく忙し
い大人への提案でもあり、生活を振り返るチャン
スです。家族の健康維持を意識していたら自然
と次世代へと伝わっていく・・・それも食育だと思
います。
50年後の私たち..
そして子ども...
次世代の健康を願って..
~メモ~
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本日はありがとうございました♪