不祥事根絶のための行動計画

【不祥事根絶に向けた本校の決意】
(行動基準)
私たち教職員は,尾道市民及び県民の信頼と負託に応
え,
「求められる教職員像」及び「教育の原点」を常
に意識して行動し,非違行為を絶対に許さない組織風
土の醸成を図り,不祥事を根絶します。
区分
本校の課題
〇 教職員個々が,日常的に規範意識に係
る自己点検を実施し,
規範意識を維持向上
させる取組が不十分である。
〇 管理職が企画し実施する服務研修会が
多い。
〇 一般に,ストレスや不安・孤立感等が
要因・背景となったと考えられる非違行為
が少なくないが,それらの解消を教職員
個々の対応能力に任せている実態がある。
〇 教職員が一堂に会して,不祥事根絶に
向けたディスカッション等をする場面が
少ない。
〇 非違行為を未然防止する組織体制整備
の意識が十分でない。
〇 非違行為につながる恐れのある様々な
事象(予兆)等に係る情報の迅速な把握が
十分にできていない。
〇 不祥事根絶に向けた取組に係る情報
の,生徒・保護者への周知徹底に関して,
工夫・改善の余地がある。
不祥事根絶のための行動計画
尾道市立広島県尾道南高等学校
作成責任者 校 長
髙坂
学
行動目標
取組内容
点検方法・時期
〇 コンプライアンス意識に関する客観 〇 不祥事防止委員会が「セルフチェ 〇 セルフチェック結果をもと
的自己評価を行い,自己管理する。
ックシート」を作成し,隔月(奇数
に,管理職による職員面談を
〇 服務研修の方法や内容等を見直し,
月)に実施する
行う。
非違行為根絶
教職員個々がより主体的に参加し考え 〇 不祥事防止委員会で企画し,主任 〇 各学期に1回,服務研修に
に係る教職員一
る研修会を創造し実施する。
等による職員研修会を実施する
ついてのアンケート調査を行
人一人の
『心に根
〇 教職員一人一人の状況の的確な把握 〇 管理職による職員面談を隔月(偶
い,成果・課題を整理する。
付く』
取組の充実
と指導・助言(専門家への相談も含む) 数月)に実施し,個々の教職員の状 〇 面談結果を整理し,その概
に係る仕組みを確立する。
況把握を図り,指導・助言を行う。 要を学期毎に不祥事防止委員
会に報告する。
〇 教職員個々が自らの課題と捉え,組 〇 ケース会議等,教職員の大多数が 〇 不祥事防止委員会におい
織全体で取り組む環境を整え,非違行
参加する会議の後に意見やアイデ
て,教職員の意見やアイデア,
為を許さない意識の向上と相互チェッ
アを交換し,これを整理する。
「ヒヤリ・ハット」事案につ
ク機能の向上を図る。
〇 校内 LAN 上に「ヒヤリ・ハット」 いて協議し対応する。
不祥事を
「起こ
〇 「ヒヤリ・ハット」事例の蓄積や共
に係るフォルダーを常設し,気づき 〇 面談結果をもとに当該職員
さない」
,
「許さな
有化を進める。
等を逐次書き込む。
への管理職による指導を徹底
い」
組織風土の醸
〇 職員の不穏当な言動等を迅速に把握 〇 職員面談(隔月)において,職員
し,必要に応じて不祥事防止
成と確立
できる仕組みをつくる。
の不穏当な言動等に係る情報があ
委員会での協議等も行う。
〇 「体罰,セクシュアル・ハラスメン
ればこれを聞き取り対応する。
〇 体罰,セクシュアル・ハラ
ト相談窓口」の周知を繰り返し行い, 〇 「体罰,セクシュアル・ハラスメ
スメントについて,各学期末
相談しやすい体制をつくる。
ント相談窓口」を生徒には毎月,保
に教職員・生徒・保護者を対
護者には各学期末に周知する。
象にアンケート調査を行う。
〇 学校が所有する様々な個人情報の適正 〇 個人情報管理及び成績処理等のシス 〇 複数人による複数回チェックを 〇 教務に係るマニュアルに照
管理や教務関連業務のミスのない遂行に
テムをさらに整備し,その精度を向上
徹底し,責任の所在を明確にした業
らした点検を行う。
物的な環境整
係る精度を上げる必要がある。
させる。
務記録を残す体制を確立する。
〇 事務倉庫内に諸帳簿の一括
備や会計システ
〇 諸費等,公金に準ずる会計が多数あり, 〇 諸費会計を単純化し,収入と支出が 〇 施錠可能なロッカー等の整備と
管理用のロッカーを設け,学
ム等における課
複雑化している。
明確になり,使途に係る説明責任が果
使用ルールの改善を図る。
期毎に保管状況を点検する。
題の解消
たせる会計とする。
〇 複数の諸費会計を統廃合し整理 〇 諸費会計の担当教員を増や
して,会計の透明性向上を図る。
し,複数人で相互点検する。