ピノキオ幼児舎 平成27年度9月 よく噛んで食べよう お月見の団子

ピノキオ幼児舎
園 平成27年度9月
暑い夏もあと一息!爽やかな秋風を感じられる日が待ち遠しいですね。
これからやってくる、
“実りの秋”
“スポーツの秋”
“芸術の秋”など、さまざまな秋を満喫できるように、
食事や睡眠、生活リズムを整えて夏の疲れを回復させていきましょう!
お月見の団子
好きな味を増やしていこう!
甘い、しょっぱい、すっぱいなど、食べ物を口にいれた
時に感じ分けることで、私たちはいろいろな味を楽しん
でいます。好き・苦手というように味には好みが現れま
すが、実はこの“味”最初は個人差なく誰もが同じよう
に感じているのだとか!では、なぜ差が出てくるのか、
それは脳の扁桃体が関係しています。
扁桃体は様々な感覚の快・不快の評価をしている場所で、
秋は1年のうちで月がもっとも美しい季節で、旧
暦の 8 月 15 日は十五夜(中秋の名月)
、9 月 13 日
は十三夜と呼ばれます。すすきや秋の七草ととも
に、お供えものを飾ってお月見をします。お供え
に欠かせない団子は満月を表しており、豊作祈願
や収穫祝いのほか、
ものごとの結実や、
健康、幸福を意味し
ます。十五夜は 15
個、十三夜は 13 個
お供えします。
味覚野で識別した味を体に入れていいかどうかを判断し
ています。この判断材料になるのが、味の記憶。そして、
味の記憶を増やすには楽しい体験がとっても大切です。
食べ物の嗜好が固まっていない子どもは環境や雰囲気で
好きな味が増えていきます。
パパッとレシピ~♪
これからやってくる秋は行楽シーズンでもあります。
秋の味覚狩り、お子さんと一緒にお弁当を詰めてピクニ
味付け自在!簡単素朴な魚料理!
ック、キャンプやバーベキューなど、そして9月は敬老
魚の湯煮
の日もありますね。家族やお友だちと共に食べ物を囲み、
楽しい時間を過ごしてみて下さいね。
その時に食べられないものがあっても、楽しい記憶が味
覚を養う効果を発揮し、これからの好きな味を
増やしていくことにつながっていきます!
【材料】
お好みの魚
塩
… 丸ごと・切り身・干物などでも OK
… 少々
水(お湯)
… 適量
清酒 … おちょこ一杯程度
【作り方】
よく噛んで食べよう
①
魚を流水でさっと洗い水気を拭き取り、全体にうすく
塩をまぶす。※干物の場合はこの工程はなし。
よく噛むことは、食べ物を飲
み込みやすくして消化を助け
るだけでなく、味覚やあごの
発達を促し、丈夫な歯をつく
ることにつながります。
「ひと
口 30 回を目安に」と言われ
ていますが、調理の際はしっかりと噛むことが
できるよう素材は少しだけ大きめに切り、食事
のときは口の中のものを水分で流し込まない
など注意することで、よく噛む習慣が身につき
ます。
②
湯を沸かし、酒を入れたら、魚を入れる。魚を入れた
ら沸騰手前の火加減を保つ。
※湯を沸騰させないのが旨みを逃さないポイント!
(切り身 1 分・干物2分・丸ごと5分が目安)
③
身がほぐれるようになったら引上げ、お皿に盛る。
味付けは自由!バター醤油、刻みネギとポン酢、レモンとオ
リーブオイル、ネギとごま油など、お好みで♪