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平成27年3月18日 東北運輸局法令試験問題
(指定地域・仙台市)
( 注釈 )
試験問題中「個人タクシー事業」等の語句の意味は、それぞれ次のとおりとする。
・ 「個人タクシー事業」…
・ 「事業者」…
・ 「タクシー」…
一般乗用旅客自動車運送事業(1人1車制個人タクシー)
一般乗用旅客自動車運送事業者(1人1車制個人タクシー)
一般乗用旅客自動車運送事業用自動車
問1.次の法令等の(
号を記入して下さい。
)にあてはまる適切な語句を下欄から選んで、解答欄にその記
道路運送法第13条(運送引受義務)
一般旅客自動車運送事業者(一般貸切旅客自動車運送事業者を除く。)は、次の場合
を除いては、運送の引受けを( ① )してはならない。
1 当該運送の申し込みが道路運送法第11条第1項の規定により認可を受けた運
送約款(標準運送約款と同一の運送約款を定めているときは、当該運送約款)によ
らないものであるとき。
2 当該運送に適する( ② )がないとき。
3 当該運送に関し申込者から( ③ )負担を求められたとき。
4 当該運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の( ④ )に反するものであ
るとき。
5 天災その他やむを得ない事由による運送上の( ⑤ )があるとき。
6 前各号に掲げる場合のほか、国土交通省令で定める正当な事由があるとき。
ア.中止
イ.設備
ウ.不当な
エ.行為
オ.運転者
カ.問題
キ.特別の
ク.車両
ケ.拒絶
コ.不備
サ.無理な
シ.風俗
ス.支障
セ.慣習
ソ.拒否
日個連浮間事務所 270318東北運輸局(指定地域・仙台) 1/6
問2.次の記述のうち、適切なもの正しいものには○を、適切でないもの誤っているもの
には×を、解答欄に記入して下さい。
1.
道路運送法では、一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業及び
一般乗用旅客自動車運送事業の3つの旅客自動車運送事業を、一般旅客自動車運送事
業と規定しています。
2.
タクシーの運賃料金メーター器が故障したため新しいメーター器に変更する場合、
運賃及び料金の変更認可の手続きが必要になります。
3.
一般乗用旅客自動車運送事業者は、旅客の運賃及び料金のうち、旅客の利益に及ぼ
す影響が比較的小さいものとして国土交通省令で定める料金について設定又は変更し
ようとする場合は、あらかじめ届け出なければなりません。
4.
事業者は、運送の申込みを受けた順序により、旅客の運送をしなければなりません
が、急病人を運送する場合その他正当な事由がある場合はこの限りではありません。
5.
事業者は、事業計画のうち自動車車庫の位置又は収容能力を変更しようとするとき
は、認可を受ける必要はありません。
6.
個人タクシー事業者が、営業区域内で乗車した3人の旅客のうち、1人を営業区域
内で下車させ、残りの2人を営業区域外の別々の場所で下車させる運送行為は、道路
運送法違反ではありません。
7.
道路運送法では、輸送の安全及び旅客の利便の確保のために事業者が遵守すべき事
項は、法律に規定するもののほか国土交通省令で定めることが規定されています。
8.
タクシー事業者は、その名義を他人にタクシー事業のため利用させることはできま
せんが、家族には利用させることができます。
9.
一般乗用旅客自動車運送事業者が事業を廃止をしたときは、その日から30日以内
に届出をしなければなりません。
10.
個人タクシー事業者が道路運送法に違反した場合であっても、6月以内において期
間を定めて自動車その他の輸送施設の当該事業のための使用の停止を命ぜられること
はありません。
11.
道路運送法に規定されている一般乗用旅客自動車運送事業の許可申請書の事業計画
には、営業区域、自動車車庫の位置及び収容能力等について記載することになってい
ます。
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12.
事業者が認可を受けている運賃及び料金を変更しようとする場合の認可申請書には
変更の理由を記載する必要はありません。
13.
事業者は、旅客に対する取扱いその他運輸に関して苦情を受けたときは、これにつ
いて遅滞なく弁明しなければならないことになっていますが、この場合、氏名及び住
所を明らかにしない者に対しては、弁明をする必要はありません。
14.
タクシー事業者は、旅客の請求に応じ運賃又は料金の額を記載した領収証を発行し
た場合、その発行枚数を乗務記録に記録しなければなりません。
15.
付添人を伴わない重病者であっても、運送の引受けを拒絶することはできません。
16.
タクシー事業者が旅客を運送中に事故に遭遇し旅客が負傷した場合、事故の過失の
度合いによって旅客を保護する責任は免れます。
17.
タクシー乗務員は、タクシーに乗務したときは、乗務の開始及び終了の地点及び日
時並びに主な経過地点及び乗務した距離などを乗務記録に記録しなければなりません
が、天候については記録する必要はありません。
18.
タクシー事業者は、原則として、タクシー車両に応急修理のために必要な器具及び
部品を備えなければ、当該タクシー車両を旅客の運送の用に供することはできません。
19.
個人タクシー事業者は、タクシー車両を常に清潔に保持するほか、毎月少なくとも
1回清掃して、その旨を乗務記録に記録しなければなりません。
20.
タクシー運転者は、タクシーの故障等により踏切内で運行不能となったときは、速
やかに旅客を誘導して退避させるとともに、列車に対し適切な防護措置をとらなけれ
ばなりません。
21.
旅客自動車運送事業者の事業用自動車の運転者は、坂路において事業用自動車から
離れるとき及び安全な運行に支障がある箇所を通過するときは、旅客を降車させなけ
ればなりません。
22.
旅客自動車運送事業等報告規則の規定において、事業報告書及び輸送実績報告書に
は、それぞれ提出期限が定められています。
23.
一般乗用旅客自動車運送事業の標準運送約款には、旅客は、運転者が行う運送の安
全確保のための職務上の指示に従わなければならないことが規定されています。
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24.
一般乗用旅客自動車運送事業の標準運送約款には、運賃及び料金は、いかなる場合
でも、運賃料金メータ器の表示額によることが規定されています。
25.
個人タクシー事業者が、その事業を60日間休止した場合には「運転日報」にその
旨を明記することにより、道路運送法第38条第1項の規定による「事業の休止届出
書」を提出する必要はありません。
26.
身体障害者割引は、身体障害者福祉法による身体障害者手帳を所持している者に適
用するものとし、営業的割引条件にも該当する場合は、いずれか高い率を適用し、割
引の重複はできません。
27.
営業的割引は、主に需要喚起を目的として設定される運賃の割引(公共的割引及び
遠距離割引を除く。)であって、他の事業者との間に不当な競争引き起こすおそれがな
いと認められれば、利用者間に不当に差別的取扱いをするものであっても設定するこ
とができます。※注
28.
自動車の所有者の変更の場合、道路運送車両法の規定に基づきその事由があった日
から15日以内に移転登録の申請をしなければなりません。
29.
自動車の使用者は、道路運送車両法の規定に基づく点検を行い必要に応じ整備をす
ることにより、当該自動車を保安基準に適合するよう維持することが義務付けられて
います。
30.
事業用自動車の使用者は、道路運送車両法の規定に基づき六ヶ月ごとに当該自動車
の定期点検整備を行わなければなりません。
31.
タクシー車両の点検整備記録簿の保存期間は、その点検整備の日から2年間と定め
られています。
32.
自動車点検基準に規定する日常点検基準においては、タクシー車両のブレーキは、
1ヶ月に1回点検を実施しなければならないこととなっています。
33.
個人タクシー事業者は、業務中にかじ取装置、制動装置、シャシばね等の破損又は
脱落により、自動車が運行できなくなった場合、死傷者が生じていなくても自動車事
故報告書を提出しなければなりません。
34.
タクシー業務適正化特別措置法の指定地域内の個人タクシー事業者が、営業のため
に乗務するときに車内に表示しなければならないのは、「運転者証」です。
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35.
タクシー業務適正化特別措置法の指定地域内の個人タクシー事業者のタクシーにあ
っては、
「個人」又はタクシー事業者が所属する団体の名称若しくは記号を表示灯に表
示するように定められています。
※注:脱字がありますが原文通りです。
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氏名
平成27年3月18日実施
東北運輸局(指定地域・仙台市)
法令試験問題
解答用紙
問1
①
②
③
④
⑤
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
問2
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