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平成27年7月9日 中部運輸局法令試験問題
(指定地域・名古屋交通圏)
問1. 次の文章のうち正しいものには○印を、誤っているものには×印を解答用紙に記
入してください。
1.
道路運送法の一般乗用旅客自動車運送事業は、一個の契約により国土交通省令で定
める乗車定員未満の自動車を貸し切って旅客を運送する事業をいいます。
2.
道路運送法の規定により運賃及び料金の割り戻しは禁止されているが、事業主でも
ある個人タクシー事業者の場合は適用除外となっています。
3.
道路運送法には運送の引受義務が規定されていますが、タクシー事業者は認可を受
けている運送約款によらない運送の申込みを受けた場合であっても、当該運送の引受
けを拒絶することができません。
4.
事業者は、運送の申込みを受けた順序により、旅客の運送をしなければなりません
が、急病人を運送する場合その他正当な事由がある場合はこの限りではありません。
5.
事業者は、事業計画のうち自動車車庫の位置又は収容能力を変更しようとするとき
は、認可を受けなければなりません。
6.
個人タクシー事業者が、営業区域内で乗車した3人の旅客のうち、1人を営業区域
内で下車させ、残りの2人を営業区域外の別々の場所で下車させる運送行為は、道路
運送法違反になります。
7.
事業者は、タクシー車両が国土交通省令で定める重大な事故を引き起こしたときは、
遅滞なく一定の事項を届け出なければなりません。
8.
一般旅客自動車運送事業者は、その名義を他人に当該事業のため利用させてはなり
ません。
9.
個人タクシー事業の譲渡及び譲受の場合に限っては、譲受人が、道路運送法に規定
する許可基準に適合していなくても認可されることになっています。
10.
個人タクシー事業を相続しようとする場合は、被相続人の死亡後30日以内に認可
を受けなければなりません。
日個連浮間事務所 270709中部運輸局(指定地域・名古屋) 1/5
11.
一般旅客自動車運送事業の運送約款には、損害賠償に関する事項を定めることが必
要ですが、交通事故に係る損害賠償限度額及び補償支払の損害保険会社を定める必要
はありません。
12.
運転者が業務中に休憩・仮眠等をする場合には、道路運送法に規定されている事業
の休止の手続きが必要になります。
13.
個人タクシー事業者は、氏名及び住所を明らかにした者から運輸に関する苦情の申
出を受け付けた場合、一定の事項を記録し、かつ、その記録を2年間保存しなければ
なりません。
14.
個人タクシー車両には、運賃及び料金に関する事項を公衆及び事業用自動車を利用
する旅客に見やすいように表示しなければなりません。
15.
タクシー事業者は、旅客の請求に応じ運賃又は料金の額を記載した領収証を発行し
た場合、その発行枚数を乗務記録に記録しなければなりません。
16.
営業区域内において運送の申し込みがあった際、旅客から指示された目的地までの
経路がわからない場合には、旅客にその旨を説明し、当該運送の引受けを拒絶しても
よいことが道路運送法に規定されています。
17.
乗務の開始及び終了の地点及び日時並びに主な経過地点及び乗務した距離は、乗務
記録に記録しなければなりません。
18.
一般乗用旅客自動車運送事業者は、事業用自動車に係る事故が発生した場合、事故
の記録をしなければなりません。
19.
タクシー車両には、地方運輸局長の指定する規格に適合する地図を備えておかなく
てはなりませんが、カーナビゲーションシステムが装着されている場合は、当該地図
を備えておく必要のないことが旅客自動車運送事業運輸規則に規定されています。
20.
旅客自動車運送事業者は、事業用自動車に応急修理のために必要な器具及び部品を
備えなければ、当該事業用自動車を旅客の運送の用に供してはなりませんが、運送の
途中において当該事業用自動車に故障が発生した場合に、旅客の運送を容易に継続す
ることができるときであっても、当該事業用自動車を旅客の運送の用に供することは
できません。
21.
旅客自動車運送事業運輸規則には、旅客自動車運送事業者は、事業用自動車を常に
清潔に保持しなければならないことが規定されています。
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22.
一般旅客自動車運送事業者は、旅客自動車運送事業等報告規則の規定により「事業
報告書」及び「輸送実績報告書」を毎事業年度の経過後百日以内に提出しなければな
りません。
23.
一般乗用旅客自動車運送事業の標準運送約款には、運賃及び料金の収受に関し、旅
客の下車の際にその支払いを求めることが規定されています。
24.
輸送実績報告書の事故件数は重大事故件数のみ記載することとなっています。
25.
年齢が満70歳の個人タクシー事業者は、代務運転者を使用することができません。
26.
道路運送法等の法令違反により期限更新で1年後との許可期限を付された個人タク
シー事業者は、期限更新日から6ヶ月以内に地方運輸局等が主催する研修を受けるこ
とが義務付けされます。
27.
時間制運賃による契約の場合は、タクシーメーター器にカバーをし、前面に「賃送」
の表示をするものとします。
28.
タクシー事業に係る料金のうち、待料金、迎車回送料金、サービス指定予約料金以
外のその他の料金は、認可も届出も必要ありません。
29.
道路運送車両法は、自動車の安全性の確保を目的の一つとしています。
30.
自動車の使用の本拠の位置に変更のあった場合、道路運送車両法の規定に基づきそ
の事由があった日から15日以内に変更登録の申請をしなければなりません。
31.
事業用自動車の使用者は、道路運送車両法の規定に基づき三ヶ月ごとに当該自動車
の定期点検整備を行わなければなりません。
32.
タクシー車両の点検整備記録簿の保存期間は、その点検整備の日から2年間と定め
られています。
33.
旅客自動車運送事業者に対しては、自動車事故を起こしたときは、事故の程度を問
わず、全ての事故について、自動車事故報告規則の規定に基づく報告書の提出が義務
づけられています。
34.
タクシー業務適正化特別措置法の指定地域内の個人タクシー事業者が、営業のため
に乗務するときに車内に表示しなければならないのは、「個人タクシー事業者乗務証」
です。
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35.
タクシー業務適正化特別措置法の指定地域内の個人タクシー事業者のタクシーにあ
っては、
「個人」又はタクシー事業者が所属する団体の名称若しくは記号を表示灯に表
示するように定められています。
問2. 次の法令の(
)にあてはまる言葉を下の中から選び、解答用紙に記入して下
さい。(あてはまる言葉は、何度でも使用できます。)
道路運送法第30条
一般旅客自動車運送事業者は、旅客に対し、不当な( ① )によることを求め、
その他( ② )の利便を阻害する行為をしてはならない。
2 一般旅客自動車運送事業者は、一般旅客自動車運送事業の健全な発達を阻害す
る結果を生ずるような( ③ )をしてはならない。
3 一般旅客自動車運送事業者は、
( ④ )の旅客に対し、不当な( ⑤ )取扱
いをしてはならない。
ア.全て
イ.差別的
ウ.旅客
エ.特別
オ.経営
カ.公衆
キ.輸送条件
ク.便宜的
ケ.運送条件
コ.特定
サ.運送契約
シ.競争
ス.運営
セ.差異的
ソ.公共
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氏名
平成27年7月9日実施
中部運輸局(指定地域・名古屋交通圏)
法令試験問題
解答用紙
問1
1
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6
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27
28
29
30
31
32
33
34
35
②
③
④
⑤
問2
①
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