使用上の注意改訂のお知らせ

— 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。—
使用上の注意改訂のお知らせ
2015 年 2 月
日本薬局方 トスフロキサシントシル酸塩錠
処方箋医薬品
〈トスフロキサシントシル酸塩錠〉
処方箋医薬品
〈トスフロキサシントシル酸塩錠〉
この度、標記製品の使用上の注意を改訂致しましたので、お知らせ申し上げます。
なお、改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでに、若干の日時を要しますので、ご使用に際
しましては、以下の改訂内容をご参照下さいますようお願い申し上げます。
【改訂内容】(該当部のみ抜粋)
改
訂
改
後(下線部:変更)
■使用上の注意
■使用上の注意
2.相互作用
2.相互作用
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名
テオフィリン
アミノフィリン
水和物
臨床症状・措置方法
テオフィリンの中毒症
状(消化器障害,頭
痛,不整脈,痙攣等)
があらわれ る お そ れ
がある.
観 察 を十 分 に行 い,
血中濃度モニタリング
を行うなど注意するこ
と.〔下記 注)参照〕.
訂
前(点線部:削除)
併用注意(併用に注意すること)
機序・危険因子
薬剤名
テオフィリン
アミノフィリン
水和物
コリンテオフィリン
(機序)
テ オ フィ リン の肝
での代謝を抑制
し,血中濃度を上
昇させることが報
告されている.
(危険因子)
高齢者
高度の腎障害患者
注)健康成人にテオフィリン1日 400mg と本剤1日 450mg を併用したと
ころ,テオフィリンの最高血中濃度は,併用 3 日目で 1.13 倍,5 日
目で 1.23 倍の上昇を示した.
3.副作用
(1)重大な副作用
臨床症状・措置方法
テオフィリンの中毒症
状(消化器障害,頭
痛,不整脈,痙攣等)
があらわれ る お そ れ
がある.
観 察 を十 分 に行 い,
血中濃度モニタリング
を行うなど注意するこ
と.〔下記 注)参照〕.
機序・危険因子
(機序)
テオ フィリ ンの 肝
での代謝を抑制
し,血中濃度を上
昇させることが報
告されている.
(危険因子)
高齢者
高度の腎障害患者
注)健康成人にテオフィリン1日 400mg と本剤1日 450mg を併用したと
ころ,テオフィリンの最高血中濃度は,併用 3 日目で 1.13 倍,5 日
目で 1.23 倍の上昇を示した.
3.副作用
(1)重大な副作用
1)ショック,アナフィラキシー (呼吸困難,浮腫,発赤等)(頻
1)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,浮腫,発赤
度不明):ショック,アナフィラキシー (呼吸困難,浮腫,
等)(頻度不明):ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸
発赤等)をおこすことがあるので,観察を十分に行い,異常
困難,浮腫,発赤等)をおこすことがあるので,観察を十分
が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこ
に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な
と.
処置を行うこと.
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【改訂理由】(自主改訂)
1. 「相互作用・併用注意」の項の「コリンテオフィリン」を削除
コリンテオフィリンは国内での販売が中止されており、最終出荷品の使用期限が過ぎていること
から、記載を削除致しました。
2.「副作用・重大な副作用」の項の「アナフィラキシー様症状」を「アナフィラキシー」に変更
2013 年 2 月付厚生労働省医薬食品局発行の医薬品・医療機器等安全性情報 No.299 の参考資料(副
作用名「アナフィラキシー」について)に従い、「アナフィラキシー様症状」を「アナフィラキ
シー」へ変更する記載整備を行いました。
本剤の最新添付文書情報は医薬品医療機器情報提供ホームページ
(http://www.info.pmda.go.jp/)からもご覧いただけます。
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